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精神世界を仕事にする

精神世界の人になることを、初めて本気で意識した時の話

こんにちは!占い師の光子です。


今回は私が占い師になる前の話です。

精神世界の人になることを、初めて真剣に意識した時の出来事を、書きます。


まだ病気になる前に、子どもたちとお伊勢参りに行きました。

お伊勢さんは、それまでにも何度も旅行を計画するものの、毎回流れてしまい、なぜか行けない場所でした。
それが、この時、初めて行けたのです。


昔の人たちが、伊勢神宮にお参りする前に、禊祓いのために訪れていた神社があるのを、ご存じでしょうか?
二見輿玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)という神社で、内宮・外宮から、少し電車で行った「二見浦」という海辺にあります。

海から「夫婦岩(めおといわ)」という大小の岩が突き出していて、海面上昇する前は、大小の岩の間をずーっと行ったところに、磐座があるのが見えていたそう。
(更に先にずーっと進むと、正面に富士山があって、夏至の頃には富士山の後ろから太陽が昇ります)

そんな二見輿玉神社、せっかくお伊勢参りに伺うのだからということで、外宮・内宮行きの前日に、伺いました。


「とてもエネルギーが強い神社、とても清々しい神社だな」
と感じながら、子どもたちと歩いていたものの、ちょうど夫婦岩の正面まで来たところで…


突然、体が固まったようになって、全く動けなくなったのです。

「え、え、エネルギーが、つ強すぎて、て、て、う、う動けないいいぃぃ」
と、ガチガチに固まってしまって、
「〇〇ちゃーん!引っぱってぇー!!!!」
と当時、年長さんの娘に引っ張ってもらい、なんとかその場を離れることが出来ました。


本殿の前も、ギリギリ動けるくらいのエネルギッシュさで、見かねた娘が手を引いて、境内の中を一緒に歩いてくれました。

「うわー!ここすごーい!!!」
と清々しさと、エネルギッシュさに感動しながら歩いていた最中、ふと、私のようになっている人は、ひとりもいないことに気がつきました。

お伊勢参りの前に来る神社であることは、今時は誰もが知ることではないし、わざわざ参拝に来ている人たちは、きっと神社や神様に特別な想いがあって来ているでしょう。

けれど、動けなくなってる人は、ひとりもいない…


そこで初めて、
「『いらない!』って、私だけのものにしてるの、間違ってるかも…」
と思ったのです。

『いらない』だったのは、見えないものが見えたり、感じたりする素質のこと。
「これがあってよかった」
と思ったことは一度もなく、
「生活するのに邪魔だから、なくなってくれないかな」
と思っていたものです。

もちろん活かしたり、人のために使うことはなく、そんな素質があることも、余程のことでない限り、人には言いませんでした。

それでも年を経るごとに、わかること、できることが増えていくことに、
「どう付き合うべきなのだろう?」
と、戸惑いを感じていたのです。


「持っているものを活かすべきなのでは?」
初めて抱いたそんな問いに、その夜はなかなか眠れず、夜風にあたってぼーっと過ごしたのでした。


この時に抱いたのは
「占い師にならなければ」
ではなく、
「もっている素質を、私だけのものにしてはいけないのでは?」
ということ。

言い換えれば、
「素質を育てて、世のため人のために、使うべきではないだろうか?」 ということでした。

どう使うべきなのか、何をすればいいのかが見えたわけでは全くなかったものの、ひとつの大きな転換点になったのです。


そして、この伊勢の旅の最終日から、ちょうど一か月後。
ひどいめまいに悩まされて、一時は自力で立つこともできなくなり、人生が一変しました。

お参りの前に、二見輿玉神社の隣の水族館にも行きました。この時はそんな体験をすることも、病気になることも、微塵も頭の中にありませんでした。
今と顔が違うなぁ(^^; 毎日しんどいながらも、がんばって仕事に行っていた頃です。
子どもはどこでも遊び場に。私がお伊勢さんで一番好きな場所です。
神様の鯉に大喜びでした。(二人とも今よりもムチムチしてる…)
伊勢うどん、美味しかったです♡どこのお店だか、忘れてしまって再訪できませんでしたが、また食べたいな(*^^*)


あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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