こんにちは！占い師の光子です。
京都神様訪問記を書いていて、下鴨神社で初めて不思議な体験をした後、お礼参りに伺った時のことを思い出しました。
初めての不思議な体験、詳しくは光が入ってきた話で書きましたが、簡単にいうと、
【お腹の中の子どもに、神様が魂を入れてくださったのを見た】のです。
それまで神社を本気で信じていなかった私には、衝撃的な体験でした。
その後、子どもが生まれてしばらくしてから、お礼参りに伺った時のことです。
普通はお礼参りというと、まず神様に何かお願い事をして、成就したからお礼に行く、という流れですね。
まだ赤ちゃんだった子どもを連れて、下鴨神社でご祈禱を申し込もうとしたのですが
「…なんて書けばいいんだ…」
ここに非常に困りました。
まず、何かをお願いしたお礼参りではない。
したいのは、
「無事に生まれました！ありがとうございました！」
というご報告。
では何と書く？？
なんとなくごまかして書いちゃう？
いや、でもそれじゃ、せっかく来たのに、神様にちゃんと伝えてもらえないよね…
でも「光が入ってきました」って書いたら、変な人みたいだよね。
どうする？どうする？？
こんな自問自答を続けていて、一文字も書けない私に、受付のお姉さんはイライラしていましたｗ
延々と続く自問自答に、
「お姉さんイライラしてるよ、やばいよ、早く書かなきゃ」
がプラスされて、最後は
「ええーい！！なんて思われようと、ありのままを書くしかないっ！！！」
と本当にありのままを書きました。
何て書いたか、ちゃんとは覚えていませんが、確かこんな感じでした。
昨年の９月に、こちらに参った時に、本殿の神様のいらっしゃるあたりから、光が飛んで来ました。
光がそのまま私のお腹まで飛んできて、すーっとお腹の中に入ってきて、温かくなりました。
その時には気づいていなかったのですが、お参りに来たときには妊娠していました。
その時の子が無事に生まれた報告と感謝に参りました。
これを普通、『商売繁盛』とか『神恩感謝』とか書く欄に、小さい字で書きました。
（今考えるとおもしろいｗ）
この時は、本当に、子どものお宮参りしか、神社でご祈祷を受けたこともなくて、どうしたらいいのか、全然わからなかったんです。
そして、書いた紙を、イライラお姉さんに渡しました。
お姉さんは
「やっと書けたか！」
みたいな感じで、イライラを隠しつつ、受け取ってくれたのですが…
読み始めたお姉さんの顔が最初は無表情だったのに、だんだん目が大きくなって
「あ、これ、びっくりしてる顔だ…」
と明らかにわかるほど驚いていました。
お姉さんは、慌てたように奥に入って行ってしまって…
「あーーーーやらかした…やっぱりありのままに書いちゃまずかった…」
と、とても所在なく、案内された待合所に入っていきました。
待合所で待っていると、私たちの後にも何組か、待っている方が来たのですが、いざご祈祷となった時、私たちだけが呼ばれました。
下鴨神社で今までに何度もご祈禱を受けましたが、そんなことはこの時だけです。
出ていらした神職さん、宮司さんではないけれど、結構年配の方で、
「この方はずいぶん偉い方ではないだろうか」
と感じたんですね。
年恰好からしたら、50代後半から60代くらいの方でした。
やらかしたと思っていたのに、ご祈祷は粛々と進んでいって、ほっと安心。
そしてご祈禱が終わると…
神職さんがこちらを向いて、
「神様に無事のご誕生の報告と感謝を申し上げました。そして健やかな成長をご祈念いたしました」
と非常に落ち着いたご様子で、にこやかに話してくださったのです。
（他にも温かい言葉をかけてくださいました。忘れてしまったけど）
神職さんのご様子に、
「そうか、これくらいのことは神社では普通のことなんだ！」
と、受け入れてもらえた喜びと言いましょうか、とても嬉しくなったのです。
ところで、この時の年配の神職さんは、この時しか、お見かけしたことがありません。
他の時にご祈禱を受けた時は、もっと若い方が祝詞をあげてくださいました。
慌てて奥に入っていったお姉さんをはじめ、神社の方々が、きっと気をまわして取り計らってくださったのでしょう。
たぶんこの時に、無下にせずに大切に扱ってもらえたのが、その後の私の神社や神様を大切にしたいと思う気持ちの、基礎になったと思います。
あらためて、ありがとうございました。
寒い早朝の下鴨神社 楼門です
最後まで読んでくださって、ありがとうございます(*^^*)
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。