こんにちは!占い師の光子です。
子どもたちと夏休みのお出かけに、秩父の三峯神社へ出かけてきました。
西武秩父駅からバスで1時間20分。
到着するとすぐに、バスで一緒だった知らないお兄さんたちと仲良くなって、息子は先に行ってしまいましたw
(おにぎり→息子、お寿司→お兄さんたち、です。)
神社へ向かう道すがら見えたのはこんな景色。
雲が視界より下にある!!!
今回初めましての三峯神社さんだったのですが、バスの道中
「思っていたよりもずっと山だった!!」
「雲と同じ高さにいる…!!」
と自分の想定が甘かったと、かなりどきどきしました。
避暑地としては最高!!
灼熱の関東平野とは別世界でした。
境内に到着するまでに、三社鳥居や随身門など見所&フォトスポットがたくさんあったのですが、写真に撮ろうとスマホ越しに見ると
「これは、撮ったらだめなんだな」
と感じたり、そもそも単純に怖くて写真が撮れなかったので、これ以降あまり写真がありません。
すごいパワースポットと有名らしいという前情報はさておき、私が感じたのは
「三社鳥居(二の鳥居)の外まで、エネルギーがあふれ出してる…」
ということ。
こちらが全く結界を解いていなくても、鳥居を超えて溢れるエネルギーを体感できるほどの強さでした。
二の鳥居を入って、結界を解くと、本当に、本当に、エネルギーが腰に響きます。
仙骨から握りこぶし1個分上のあたりに、エネルギーがものすごく響いて、平たく言えば腰が痛い。
もう少しで腰が抜けそう、という強いエネルギーでした。
手口を清めたら、まずは、本殿の前で、そして摂末社でご挨拶。
神社の境内にある、興雲閣にお泊りなので、来られたことへの感謝、そして滞在させていただくことへのご挨拶をしました。
こちらの御祭神は、伊邪那岐命さまと、伊邪那美命さま、ということになっています。
が、本殿の前でお祈りして感じたのは、
「え?本当に?ここ、山の神様だよね…???」
ということ。
伊邪那岐命さま・伊邪那美命さまもいらっしゃるものの、メインは、というか真ん中に大きくいらっしゃるのは、山の神様、というのが本当のところだろうと感じました。
実はそういう神社、多いです…。
「山の神様」と言っても、大山祇神様や、大山咋神様のような「(たくさんの)山々」の神様ではなく、特定のお山の神様が真ん中にいらっしゃるのです。
別の言い方をするなら、「山の主」「〇〇山の神」とも言えるでしょう。
山の神様は、伊勢神宮など、神話に出てくるような神様とは、感じが異なります。
エネルギーの質感や、広がり方、どっしり感など、様々なところに違いがあります。
どっしりだけで言えば、神話に出てくる神様でも、どっしりした方はいらっしゃいますが、腹がすわるようなどっしりと、存在自体が大きく、その場を広く占めるようなどっしりとでは、同じ言葉を使っていても表そうとするものが異なって…。
(私の語彙力が足りてない可能性が(^^;))
上手く表現できないのですが、お祈りすると、
「あれ?ここは山の神様が…?」
と感じる神社だったのです。
どうしてそんなことが起きるのか、それは人間の過去にいろいろあったからかと…
分かりやすく言えば、神仏習合だった祈りの場を強引にどちらかに分けたり、廃仏毀釈があったり、本来は山岳信仰だったものを、現代人にわかりやすい形に整えたということもあったでしょうし。
かく言う三峯神社さんも、かつてはお寺でもあったそうで、名残の鐘が今でもあります。
朝夕6時になると、ゴーーーン、と鐘が鳴っていました。
それから摂末社には〈神様と作った四神タロット〉にご参加いただいた神様のほとんどの方がいらして、
「カードに参加してくださった神様、オールスター祭りみたいになってるけど?!」
と驚きながらお参りしました。
後から数えたら、三峯神社さんにいらっしゃらない方のカードは、たった3枚で、それ以外の19枚のカードの神々のみなさまはいらして、
「いつもありがとうございます」
とご挨拶をしながら、
「なんだか集大成みたいな場所だな」
と感じました。
しばらく過ごしてエネルギーに体が慣れてくると、楽~(*^^*)
整った心地よいエネルギーなので、かなり無防備な状態でも、お宿の中で過ごせました。
さすが!神社の中のお宿!!
荷物を置いたら、まずは子どもたちをお風呂へ。
娘&息子なので、お風呂の前で私は待つことにしたのですが、そこで見かけたのは、こんな木の看板。
左右のオオカミさんが、可愛いのですー。
それからご飯です!
椎茸が、ものすごく美味しかったです(T_T)
本当は少しお肉も入るそうですが、私はお肉なし仕様で用意してもらいました。
夜は星を見るのが、子どもたちとの計画のうちだったので、完全に暗くなったら外へ。
と行きたいところだったのですが、
「もう今の時間、熊が出るからやめたほうがいい」
と宿の人からの忠告を受け、断念。
部屋の電気を真っ暗にしたら、かろうじてスピカだけ見えました。
(その他周りは曇っていたのもあって)
それならば、タスクに追われていない今日こそ、早く寝ようということで、温泉に入って子どもと一緒におやすみなさーい。
翌朝、目覚めたら4時半…寝たの早すぎたかな…(^^;)
外に出られる5時半まで待って、早朝のお参りへ。
誰もいない三峯神社。
拝殿は左側、右側の建物は手水屋です。
誰もいない朝の三峯神社は、空気もエネルギーも尋常じゃなく澄んでいました。
宿の中も楽だったものの、外に出た途端、3段階くらい清さが増しました。
しばらくお散歩&探検。
なんとアジサイが咲いていて!
境内の鐘の音を聴いて、部屋へ戻ると、途中でこんな風景に。
こんなにはっきり遠くの山が見えたのは、2日間でこの時だけでした。
宿泊客だけの、朝の御祈祷まで時間があったので、部屋で再びうつらうつら。
子どもたちに起こされて、一緒にオリンピックの体操のハイライトを見て、朝の御祈祷へ私だけ参加です。
御祈祷は、不思議でした。
なんだろう…唱えている祝詞は神道のものですが、様式は、仏教のものや山岳信仰のものを引き継いでいるのでは?という御祈祷。
例えば、様々な物の配置や、神主さんの登場の仕方、太鼓を木魚のように小刻みにずっと叩き続ける感じなど
「法事の時のお寺でのやり方にそっくり!!」
と感じるところがいくつもありました。
祝詞を唱える時も、3名の神職さんで声の高さを変えているようで、チベット仏教の声明を唱える時の声のような、超低音の声の方も。(というように聞こえたのですが、太鼓の低い音との兼ね合いでそう聴こえただけでしょうか??)
神前は本当にエネルギーが強くて、もとい、強すぎて、
「このエネルギー、積極的に受け取っていいの?控えておいた方がいいの?」
と考えあぐねるほど。
とはいえ、お祓いを終えて、本当のお祈りが始まった途端、眠くて眠くて起きているのが大変だったので、心地よいエネルギーだったのでしょう。
(心地良すぎて御祈禱中に寝そうになることが、たまにあります)
拝殿を出ると、一気にエネルギーの強さは落ち着きました。
御祈祷の間に身支度を整えた子どもたちと、朝ごはんを食べ、片づけてチェックアウトへ。
出かける頃には、雲なのか霧なのか、すっかり向こうの山を覆い隠してしまって、幻想的な景色に出会いました。
それでは元気に奥宮へ!!
と出発したのですが、あまりにも人が少なく、しかも登山道は熊が出るらしい。
それでは何かあった時に本気で困るぞ、ということで、子どもたちの
「嫌な予感がするからやめよう」
という静止を受けて、戻ることに。
ちょっぴり残念ながら、来た道を戻ると…
鹿がいたー!!!
野生の鹿です。
「ね?戻って正解だったでしょ!!」
と満足げな子どもたち。
奥宮へたどり着けないなら、遥拝ですね。
ということで、遥拝場へ。
たぶん、雲がかかって見えていないのが目指していた山頂です。
ここからの眺めは、すごい絶景でした。
写真を撮る直前まで奥宮のある山頂は見えていたのですが、山のお天気は変わりやすいと言うように、数分のうちに見えなくなってしまいました。
お腹が空いたと子どもたちが言うので、早めのお昼を食べて、神様に退出のご挨拶をして帰路へ。
かわいいオオカミちゃんも一緒に帰りました(^^)
(三峯神社は御眷属がオオカミさんです)
さて、三峯神社から帰ってきてからの変化ですが、まず、先日の京都&お伊勢参りでいただいたエネルギーが、うまく私の中を循環するようになったように感じています。
強いエネルギーをいただいたものの、上手く回せずに持て余していたものが、すんなりと循環するように。
それは三峰神社の御神前で、神様がくださったエネルギーが、上から入ってゆっくりとゆらゆらしながら背中の左側を下りていき、尾てい骨のあたりでゆっくりと巻いて、右側の背中から上がっていったのです。
エネルギーが反時計回りに、私の中を巡っていったのですが、たぶんその時に、上の方で回せずにいたエネルギーも、巡るようになったのかと思います。
行動や現象で言えば、現実的な行動力や実行力が、高まっているように思います。
それは、単純に神社から帰ってきて元気、というのとも違う、現実的で冷静な行動力の高まりです。
それから、帰ってきた日の夜の夢で、ちょっとした変化がありました。
というのも、私にはこの8年ほど、繰り返し見ているパターンの夢があります。
毎回同じシチュエーションではないものの、登場人物が同じで、その人との関りには、怖いか悲しいかの、どちらかしかありません。
そんな夢を断続的にたびたび見るのですが、先日
「いつも怖いか悲しいかのどちらかしかないな。それは潜在意識では私がそう思っているということだろう」
と気がついたのです。
(潜在意識で思っている、ということは「潜在意識で望んでいる」とも言い換えられます)
忘れていても繰り返し見る夢のせいで度々思い出し、そして夢の中でそれを脱することができない。
どうしたら脱することができるだろう?と思っていたのです。
それが、帰ってきた日の夜に見た夢は、繰り返しのパターンで始まったものの、途中からこれまでにはなかった展開に。
「あぁ、こうすればよかったのか」
と夢の中で教えてもらったようなもので、初めて、怖くも悲しくもない、穏やかな夢でした。
総括すると、頭の中にあったもの、想いや考えでしかなかったものが、実行力を持って形になりやすくなる、というのが、三峯神社でいただいた、エネルギーの性質だったようです。
それは例えば、二の鳥居を入った時から、腰が抜けそうになったことや、神様のエネルギーが下へ強くする・広がるようなエネルギーだったことからも想像できるのですが、チャクラの話と合わせて考えた時に、現実面・行動面のチャクラ(というかエネルギー)が、強まったという話かもしれません。
(以前描いたチャクラの絵を添えます。詳しい説明はこちらのリンクからどうぞ)
(今回の訪問で強まったのは、黄色~オレンジの部分かと。赤もあったかもしれませんね)
文中でも「集大成みたいな場所」と書きましたが、本当にこれまでの集大成というか、少なくとも出かける順番が、先日の京都&お伊勢参りが先である必要があったのだろうと思います。
それを思うと、そして京都・伊勢に出かけた経緯を思い返すと、
「やー、本当に神様ってすごいわ!!!」
の一言につきます。
そもそも三峯神社に出かけることにしたのは、子どもたちとの夏休みのお出かけをぼんやり考えていた時に、近所の神社の小さい摂社で、神様に示唆していただいたのです。
普段はほとんど空っぽで、神様がいらっしゃらないわけではないけど、かなりうっすらとしかいらっしゃらないお宮から、本殿の前でのお参り後に、呼ばれた感じがしたのです。
あれ?と不思議に思いつつも寄ってみると、三峯神社の御眷属のオオカミさんを神様に祀った時の名称としての〈大口真神〉というお札が目に入りました。
そして
「あ、三峯神社、ありかも!」
からの、今回の訪問でした。
と、訪ねた経緯は結局、京都・伊勢の旅も、今回の三峯神社も、神様から働きかけあってのことです。
とはいえ子どもたちも大満足、
「また行きたい!冬休みも行こう!!」
と言っていたくらいなので、いろんな意味で大正解の旅でした。
ちなみに、三峯神社への訪問を示唆していただいてから後、神様の存在感が薄かったお宮では、以前よりも神様がしっかりはっきり、存在感が確かに感じられるようになりました。
(どうしてなのかは、想像はできても、本当のところなぜなのでしょう??)
近くて遠い三峯神社ですし、いつでも誰にでもおすすめできる神社とは言い難いですが、準備ができた方、タイミングが来ている方は、ぜひ訪ねてみてください。
文中で書くのを忘れましたが、朝がおすすめです。
おそらくエネルギーが増幅する場なので、日中の人が多い時間は、実際にいる人の数よりも、人のエネルギーが増幅します。
初日の到着時は夕方で、人が少なかったので大丈夫でしたが、昼間の人が多い時間は少々つらく、そして朝の三峯神社は本当に素晴らしかったです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*)
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。