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神さま訪問記

学びの旅に、京都と伊勢を訪ねた話⑤

こんにちは!占い師の光子です。


京都と伊勢への学びの旅、ついに今回最後の目的地、内宮へ到着です。
(最初の①から読みたい方はこちらです)

本音は、失礼ながら、結構苦手です。
人が多いので…きついなぁと思いながらも、お参りする場所です。

とにかく、人のいない方いない方へ、行ってしまいます(^^;)


まずは宇治橋を渡ってすぐの、大山祇神様と、木花開耶姫様へご挨拶。
大山祇神様が
『最初に来たのか』
とちょっと意外そうに、おっしゃっていました。

そして、手を洗い、持参した古札をお返しして、五十鈴川へ。

黒い鳥が、魚を獲って食べていました。
とても美しかった…

写真の私が覇気がない顔をしているのは、本当に、人が多くてしんどくて、覇気がなかったからです(^^;)
(ここで撮った写真で一番マシな顔です)


清めたら、まずは森の中を進むようにして、別宮へお参りをしていきます。


内宮のなかで1番好きな、風日祈宮でご挨拶をして戻ってきたら、風日祈宮へ向かう橋の、誰もいない瞬間が奇跡的に撮れました。
(神様ありがとうございます!)

歩いているうちにふと、
「あれ、近くに人がたくさんいる時だけ、背中とか腰が痛いじゃん」
と気づきます。

人が少ないとなんともないし、お参りして体が軽い瞬間もある。
けれど、人がたくさんいると、背中や腰が痛くなると気づきました。

京都での体調不良や、外宮でのしんどさはこれだなぁと思い至りつつ、前に訪ねた時は体調は大丈夫だったのに、なぜだろう、と不思議に思いながら進みます。


正宮の前に、天照大御神様の荒御魂がお祀りされている荒祭宮へ。

荒御魂というと、荒ぶる神みたいな怖さがあるような印象を受けますが、全然そんなことはありません。
月読命様のように、和御魂と荒御魂がすごく違う方もいらっしゃいますが、そういうことは稀です。

荒御魂は別の神様、という説もあるようですが、私個人が神様と相対している限りは、別の方ということは全くなく、人間で言うなら
「同一人物のオンとオフ」
くらいの違いです。

※詳しくは、以前、下鴨神社の神様の荒御魂がお祀りされている神社を訪ねた時の、こちらをご参照ください。


というわけで、天照大御神様がいらっしゃる荒祭宮へ向かいます。

向かう途中に、外幣殿を見て、
「神様って大変だな」
と思います。

というのも、わざわざ納める場所が必要な量の御供物が届けられて、それだけの期待を背負って、そして恵みを授けてきたのだろうと思うと、
「神様って本当に大変だな」
と純粋に思ったのです。
(外幣殿、という名前から。幣(ぬさ)は神事の道具でもあり、お供え物のことでもあります)

神様がどう思っていらっしゃるかは、わからないですけどね(^^)


荒祭宮へ到着。
安定の人の多さです。

神様の正面のお祈りの場所は、たくさんの人が並んでいます。
とはいえ正宮と違って、待てば空くだろうということで、(神様から見て左側の)端によけて待つことにしました。

そこで待っていたら、お参りを終えたおじさんもこちらへ。
いや、悪い人じゃないんだけど、初対面だけどお話もして、決して悪い人じゃなかったんだけど、
「お願いだから私の後ろに立たないでー!(背中が痛くなるからー!)」
という誰にも伝わらない葛藤をしていました。

そのうちに、神様に背中は向けてないけど、正面も向いてない斜めの体勢で待っていると、エネルギー的にすっきりして楽なことに気づき、
「どうしたら、人が多いあの列に並ぶことができるものか」
と思案していました。

そしてふと、
「自分の背中から後光のように光が広がっているイメージを作ったらどうか」
と気づきます。

ちょっとやってみたら、いい感じ!
人がそばにいても、全然痛くも重くもなりません。


そんなことをしていたら、すっとお祈りの列が空いたので、いざご挨拶へ。

二礼二拍手一礼と祝詞、いつもの感謝を申し上げます。
そしてカードが完成してから初めての訪問なので、カードの完成の報告と感謝も申し上げました。

神様はというと、
『強くね!』
とのこと。

強く?それって、なんだか今回の旅の集大成のよう。
人を優先して自分の意向を握りつぶさない。
我を通す。
そして、恐縮しない。
自分を優先して、嬉しいことは素直に受け取るし、嫌なものは嫌とちゃんと自分を大切にする、という今回の学びの集大成が『強くね!』のお言葉の中に、すべて含まれるように思ったのです。

そして背中にあるようにイメージしている光のことも、おっしゃっていたのかもしれません。


「ほー、お祈りできた」
とさっき空くのを待っていた場所に戻って、一息つくと、
『(カードを)見せてくれないの?』
と神様。

ええ?!人いるし、恥ずかしいし、神様にスマホを見せるように持ってたら、変な人じゃん!
と躊躇して
「うち(の神棚)で、ご覧になってますよね?」
と失礼にもちょいと躊躇を言葉にします。

すると、
『ここじゃないと、できないでしょ?』
と神様。

ん…?あー、そうか!
「正宮の前は撮影禁止だから、スマホを出しただけで怒られるんだ!」
と気づきました。


それならばと、こそこそとスマホを取り出し、
「実物は忘れてきたので、画像で失礼します」
と天照大御神様のカードの画像を開いて、スマホを神様にお見せするように持ちます。

『もうちょっと上にして』
と神様がおっしゃったので、こっそり持っていた手を少し上にあげました。
(上とかあるんだ、って驚きました!どんなにしていても見えているものかと!)

〈今日という奇跡〉のカードをしばしご覧になって、
『いいね』
と神様。

そしてもう一枚の〈宝物〉のカードをお見せすると
『光であり、母であり、全てである』
とおっしゃいました。


え?!と思って、自分でカードの画像を見直すと、
「上からの太陽の光が天照大御神様で」
「赤ちゃんを抱いているお母さんが天照大御神様で」
そして
「取り囲むすべての動物たちと、自然と、全てが天照大御神様」
ということのようです。

お言葉の主語は、
「私(天照大御神様)は」
なのでしょう。
(はっきりおっしゃったわけではないのですが、その時に、そう感じ取ったのです)

※ちなみに帰りの新幹線でここの部分のメモを打ちながらふと外を見たら、ちょうど富士山が見えました!(写真は記事の最後に載せます(^^) )


そして天照大御神様は
『(このことをブログに)書いてね』
とおっしゃったので、書けて、本当によかったです。

天照大御神がわざわざ『書いてね』っておっしゃってくださったので、写真載せちゃお(*^^*)

こんなカードです。

繰り返しになりますが、
「上からの太陽の光が天照大御神様で」
「赤ちゃんを抱いているお母さんが天照大御神様で」
「取り囲むすべての動物たちと、自然と、全てが天照大御神様」
だそうです。

でも、太陽とはおっしゃらなくて、光とおっしゃったんです。

このカード、元々私たちは、お母さんに抱かれている赤ちゃんなのです。
ひとりひとりが、天照大御神様というお母さんに抱っこされている、ということですね。

「あなたは宝物だよ」
というカードでは元々あるのですが、天照大御神様が教えてくださったことから
「ひとりひとりが宝物」
ということも、同時に表していたのですね。
深い…。

そして天照大御神様が全てなので、天照大御神様の中に、私たちはいる、ということでもあるようです。


このお言葉をいただいて、正直
「ほぇー!言われてみれば、そうなのかもしれない!」
と思ったのです。
(神様が直々におっしゃってるのに、かもしれないもないか(^^;) )

とはいえ〈全てが天照大御神様である〉というのは〈全てが大日如来様である〉という密教の教えと同じなので、そんなに受け入れがたくもありません。

それに、神仏習合の考え方では、天照大御神様と大日如来様は同一ということになっていますので。


この神仏習合の辺りのことは、正直よくわからないんですが、

天照大御神様は光であり、母であり、全てである

だそうです(*^^*)


そんなやりとりをして、よし!正宮に向かおうと、
「ありがとうございました!それでは正宮に向かいます」
と再び荒祭宮の正面でお伝えすると
『正宮でね!』
と神様。

私はそのまま、急に思い出して
「あ、正宮の後に、お札もいただいて帰った方がいいですよね」
なんて話すと
『正宮でね!』
と天照大御神様。

ん?正宮の念押しをされたのかな?
これはどういうことかしら??

不思議に思いつつ、正宮へ。


長くなってしまったので、続きは次回ですm(_ _)m

次回、正宮の前で、今回の旅で1番……なことが!!


※文中でちょっぴり書いた、帰りに見えた富士山です!

あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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