こんにちは!占い師の光子です。
京都と伊勢の旅の続き③です。
がっくりしながらも、京都から伊勢へ。
出町柳駅から京阪電車に乗って、近鉄丹波橋駅から、近鉄特急を乗り継いで行きます。
移動している間に、はたと気がついたのは、神様からの
『(お水を)今もらっていけ』
のご指示を無視しなかったら、もしかして下鴨神社で間に合ったんじゃないか?ということでした。
その後から全くご指示もガイドもない、ということは、
『もう今さらガイドをしても、間に合わないのは同じ』
ということかと。
ちょっと待って、私どうしてご指示を無視した?
そもそも、どうして罔象女神様の滝の前を、人に譲ったの?
どちらも、自分はこうしたいって意向を、握りつぶして人を優先したんだよね?
こんなことに気づきました。
一度滝の前を譲ってから戻った時、滝の前で、ずーっと写真を撮っているおばさんたちがいて、私は5分くらい、そこで待っていたのです。
この時も私、自分の気持ちを無視してますね。
神社でも、自分の後ろに並んでいる人がいたら、ゆっくりとお祈りできないで、早くどかなきゃといつも思ってしまう私。
そんな時に神様に
『気にするな!』
と忠告を受けたのも、1回ではありません。
そしてこんなに疲れ切っているのも、子どもたちががんばっているからと、子どもがやればいいことを代わりにやったり、子どものタスクを終わらせることを、自分のことより優先しているからも、あったかもしれません。
自分はこうしたいという意向や、我を通すことを、私はもっと学ばなければいけないということだったのではないかしら?と思い至ります。
と、そんなことを考えていたところ、名古屋・大阪方面の電車が止まっていると、アナウンスが入ります。
これから乗る特急が何方面かはわからなかったのですが、車掌さんに尋ねると、ばっちり止まってる電車が乗りたい電車…
オーマイガー、ここでも時間のロスをした割りを、食うことになってしまったとは…
乗換駅で、ひとまず次の電車のホームに行くものの…特急来ない…
こんな、土地勘のないところで…目的地まで特急で1時間以上かかるところで、放り出されてしまうとは。
次々と、運転見合わせになった電車に乗っていた人たちが、ホームに降り立つので、ひとまず、停まっている普通電車に乗ることに。
疲れてるし、座りたかったけど…
よく見ると、おじさんと高校生が大きく陣取っていて、詰めたら座れる場所発見!
これはさっき気づいた〈我を通す〉をやってみる時!
こちとらおばさんじゃー!!と意気込んで
「すみません、詰めてもらえますか?」
と言ってみます。
言えた!言えたよ!!しかも、詰めてくれた!!!
やったー!と思いながら、電車が動くのを座って1時間半ほど待ちました。
結局途中から特急に乗れたりして、予定時間より1時間半ほど遅くなりましたが、伊勢市駅に着きました。
動かない電車で待ちながら思っていたのは、
「これ、子どもと一緒の時だったら、ご飯どうしようとか、寝る時間はどうなるとか、こんなに落ち着いて待てなかったな」
ということ。
ひとりだけの時間を許してくれた、父と子どもたちに、感謝の気持ちが湧いてきました。
そして、お札が落ちる等の続いた怪現象(?)は、父や子どもたちから
「行ってきていいよ」
という言葉を引き出すための、神様からのギフトだったかもしれない、ということも。
普通に特急で伊勢市駅までたどり着いていたら、気づけなかったことかもしれません。
そんなこんなで、ひとりの時間を満喫しながら、早めにおやすみなさーい(^^)
翌朝、カーテンを開けて驚いたのは、窓からの景色!
右側手前の山は、外宮の山(というか森?)。
そして左側は内宮の山です。
左右同時に、内宮と外宮が拝める場所だったとは!!
出発前日の22時過ぎに予約した宿だったのですが、なぜかここがよくて。
そして、もうひとつランクが下の安い部屋を予約しようとしたら、「そこじゃない!」とガイドが入ったのです。
そういうわけで、どうしてだかわからなかったものの、ちょっといい部屋を予約しました。
カーテンを開けて納得。
大変ありがたい限りですm(_ _)m
身支度をして、朝ごはん(*^^*)
朝ごはんはバイキングでした。
バイキングはありがたい。お肉が入っている料理を、避けられるもの!(私はお肉が食べられません。頭が痛くなります)
左上の〈めはり寿司〉と〈伊勢うどん〉が美味しかったです。
郷土料理、素晴らしい!
この写真は第一弾でして、その後、第三弾まで食べました。
最後ちょっと、完食できるか危なかった(^^;)
それではチェックアウトして、外宮へ!!
暑い…朝から本気で暑い。
これ、昼どうなるの?ってくらい暑い…
さすがに外宮に入ると涼しかったです。
森、すごい!!
夜中に雨が降ったのか、地面が濡れていました。
お伊勢さんに来ると、いつも自分は濡れない時間に雨が降って、私が濡れる場所にいる時は雨が降りません。
傘を持ってきたけど、二日間全く降られずでした。
(本当ありがたい。お天気の神様、ありがとうございます!)
歩いているうちに、
「あれ、わたしやっぱり体調悪いかも。もう、荷物持って歩いてるだけで辛い」
と気づきました。
それでも、行かなきゃならないよね、ここまで来たら。
別宮にお参りしてから、豊受大御神様の荒御魂をお祀りしている、多賀宮(たかのみや)へ。
するとここで、お言葉ではなく、直接頭に入ってきたのですが、
『今作っている(神様と作った四神タロットの)小アルカナは、食べ物のようにバラエティに富んでいていい』
と教えていただきました。
体系立てて、整っている必要はなく、ピーマン・とうもろこし・大豆など様々な食材があるように、それぞれが違っていていいのだと。
ありがたい。何を描くかはほぼ決まっているけど、それを絵にした時にどうするかで、悩んでいたのです。
さすが、お食事を司る神様!
それから正宮へ。
お参りしようと前へ立つと、風が吹いてきて、布がめくれ上がりそう。
(神様との間に、布がかかっています)
あら、と思いながらも普段通りにお祈りです。
二礼二拍手一礼をして、目を閉じて祝詞を唱えていた時、
『目を開けて前を見て』
と、優しい女性の声で言われた気がしました。
え?と思って目を開けると、風で布が、完全にまくれ上がって、神様の方がはっきりと見えました。
そして、
「おお、本当に女性だ。天照大御神様とは感じの違う方なのね!しかも、お美しい方!」
美人じゃない神様を、見たことがないですけど(^^;)
石長比売(イワナガヒメ)様だって、木花開耶姫様とはタイプの違う美人です。
今で言えば、たぬき顔・きつね顔みたいな話で、今の基準なら、十分にお美しい方でした。
美人話はさておき、豊受大御神様に感謝のご挨拶をして、その場を去ろうとすると、
『元気出して!』
と先ほどと同じ優しい女性の声がしました。
そうだよね、あんなにご飯を食べたのに元気がないなんて、そんなことありえないよねw
そして神様にお声がけいただいてから、なぜか一歩歩くごとに元気になってくるよう。
外宮を失礼する頃には、すっかり元気になっていました。
まだまだ、お参りの旅は続きますが、長くなったので続きは次回に(^^)
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。