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不思議な話

神様にお願いごとをする時は ―お正月の神様―

こんにちは!占い師の光子です。


神社などで神様にお願いごとをするとなると、
「合格できますように」
「仕事がうまくいきますように」など
「〇〇になりますように」
という言い方が一般的ですよね。

そして神社は日々の感謝を伝える場所であって、
お願いごとをする場所ではない、というのも、最近は一般的になってきたように感じます。

私はどちらも、どうも違うらしいと感じていて、
結論から言うと、お願いごとはしてOKです。
でも、言い方と心持ちがとても大切です。



ところであなたは、お正月ってどんな日のように感じていますか?
特別な感じだけど、いつもと同じ日、という感じでしょうか?

例えば、暦を大切にする方の場合、四柱推命でもそうですが、
「本当の1年の始まりは立春」
という考え方もありますね。

でも私は、お正月ってとっても大切な日だと感じています。というのも、
神様がたくさん集まっていらっしゃるからです。


集まっている、というか行き来自由になっていて、酒盛りをされているようです。
なので、大みそかと元日の境目の夜中の時間帯にお祈りをすると
「うわ!!めっちゃたくさんいらっしゃる…」
という状態です。

しっとりとした酒盛りじゃありません。
超楽しそうです。超賑やか。
最初に見た時には
「神様パリピ…」
と思ったほどです。

というわけで、私は年が変わるころにはお酒とおせち(酒の肴)、お箸をお供えしているのですが、
そんな大宴会に、余興?がほしいところですよね。
というわけで、その時間帯にお祈りをすると、
「何か言いなさい」
という感じで求められます。

何か=新年の抱負です。
始めてこの光景を見た時、正直驚いたし、どんな言い方が適切なのかわからないので
「〇〇しようと…なるべく…がんばります…」
と言いました。
(私一人でどうこうできることじゃないし…という思考が働いて、及び腰になりました)

すると神様からは大ブーイング!!!
「はぁぁぁ??テンションだだ下がり!!!」
と言わんばかりでした。
(思わず2歩くらい下がる怖さでした)

そこで言い直しましたが、
「はいはい、許してやるよ」
みたいな感じでした。


その翌年から、
「〇〇します」
と言うようにしました。
これはOKなようです。


そして今年の初めは
「〇〇します」の言い方で、3つ言いました。
そして3つとも、予期せぬ形で秋ごろまでに叶いました。
昨年までとの違いは、
「しっかりと確実に心を決めてから言ったこと」
そして直後に、
「あ、なんかタロット引きたい」
と思って、
「決意を成し遂げるために必要ことは何か?」
ということで、それまでに引いたことのない形で、
(極まってたので、普段思いつかないことができました)
今年の課題を引き、そして自分の指針としたことです。


まとめると、神様へのお願いごとに必要なのは

・「〇〇します」と言い切ること
 要するに、決意表明ですね。
 私は今年これをします、という決意表明です。

・心を決めてから言うこと
 決意表明なので、決意できていないことは言えません。
 むしろ決意できていないのに言うと、
 「本当にそれでいいんだな?」
 と聞かれます。

このふたつです。

「叶えてください」という他力本願でなく、
自力で切り開く心持ちだからこそ、得られるサポートがあるのかもしれません。



ところで、1月1日の夜にはお供え物を下げるのですが、神様はちょっぴり寂しそうです。
宴が終わり、お仲間の神様も帰られて、また来年。

神様のそんな人間と変わらないようなところも、私は大好きなのでした。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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