こんにちは。占い師の光子です。
あなたは神社が好きですか?
私は神社やお寺は感覚的に清浄な場所で、心地いいなぁ、好きだなと、感じます。
しかし神様が本当にいるのかどうかはわからない、と、これから書く体験をするまでは思っていました。
27歳の時に、京都の下鴨神社(賀茂御祖神社)にお参りした時のことです。
普通にいつも通り、手と口を清めて、拝殿で手を合わせてお祈りしました。
すると、手を合わせて目を閉じている、真っ暗な視界の向こうの方に、小さな光が見えるのです。
ちょうど本殿の神様がいらっしゃる方に、光がありました。
そしてその光が、長く光の尾を伸ばしながら、私の方に真っ直ぐに飛んで来ます。
そのまま私のお腹にぶつかって、すーっと吸い込まれるようにお腹に入り、光が全て入り切った途端に、お腹がぽわっと温かくなりました。
目を開けた私は、内心パニックです。
「今のはなんだったの?!?!」
という気持ちと、言い方は悪いですが
「神社マジだった!!!!!」
という気持ちで、友人や妹と歩きながらも、心ここにあらずでした。
京都での不思議な一件はなんだったのだろう、と思いながら帰宅し、それからしばらくの後、妊娠していたことがわかりました。
下鴨神社にお参りした時には、すでに妊娠していました。
思えば、下鴨神社での出来事の後、京都の町をうろうろしているうちに、体験したことがない猛烈な腹痛が来て、
「もう一歩も歩きたくない!」
と思ったのでした。
しばらく休憩したら、その後は何事もなかったので、きっと妊娠初期の痛みだったのでしょう。
神社での出来事は、
”赤ちゃんに魂を入れてもらった”
ということだと、私は解釈しています。
母を見送った時に、母から出ていった光と、神社で私に入ってきた光が、同じ質の光だったからです。
魂は光の形をしているみたいです。
お腹に赤ちゃんがいる、そして魂を入れていただいた。
ここまではいいのですが、京都での不思議な一件を、絶対に誰にも話してはいけない、と強く感じていました。
お腹の赤ちゃんは、まだ全くこの世の者ではなく、不思議な一件を誰かに話そうものなら、すぐさま向こうの世界に帰ってしまう、という怖さでした。
そのため、無事に生まれて生後1か月を過ぎるまで、家族や親友にも、決して話しませんでした。
生まれてからもずっと
「早くお礼参りに行かなくては」
という焦りがありました
それまで、神社でお願いごとをしたことがなかったので、お礼参りには行ったこともありません。
それでも今回は絶対に行かなくてはいけないと強く感じていました。
とはいえ、赤ちゃんを連れての旅行は大変なので、生後9か月の時に、やっとお礼参りに伺いました。
お礼参りの帰りの参道を歩きながら、赤ちゃんはやっとこの世のものになったんだ、という想いが湧きました。
不完全で「一部が欠けた”C”のような〇」だったものが、お礼参りをもって、「欠けのない完全な〇」になった、と感じていました。
無事に生まれました、お宮参りに行きました、で終わりではなく、お礼参りまで完成だったのです。
これこそが「成就」なのだろう、と思います。
この出来事から、私にとって下鴨神社は本当に特別な場所になりました。
元々とても好きな場所で、京都に行けば必ずお参りしていましたが、この出来事から繋がりが深くなったというか、ご縁をいただいたように感じます。
そして、お礼参りでいただいたお札をきちんとお祀りするために、家に神棚を用意しました。
うちの神棚 につづく
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。
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