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不思議な話

神様の嬉しいこと

こんにちは!占い師の光子です。


以前、とある神社でご祈祷を受けた時のことです。
ご祈祷の最後に、神職さんと巫女さん合わせて3人で、お神楽を奉納してくださいました。

が、そのお神楽が上手だったかと言うと…

リズムが合っていないというか、そもそもカウントがとれていないんですね。
「1・2・3・4」が等間隔で数えられていないんです。(特に太鼓の人が)

太鼓と篳篥の崩壊ギリギリの音楽の上で、巫女さんがなんとか舞っている…
ヘタウマというレベルでもなく、音楽学部出身としては、とても気になります。


「このお神楽、大丈夫なん?神様困ってない?」
と思って、神様の方を見ると、にっこにこで喜んでいらっしゃいました。
お神楽を楽しんでいらっしゃいました。

そんな神様のご様子を見て、
「リズムがどうとか、上手い下手なんて、神様にとっては大した問題じゃないんだ」
と気づきました。

いかに正確に美しく奏でるか、いかに芸術性を高めるかを追求する環境にいた者としては、なんだか呆然…


神様って、そのくらい大らかなようです。
「もっと準備しなきゃ、これじゃまだ不完全」
と、自分を追い込むことって、そんなに必要ないのかもしれません。


磨き上がった美しさを求めているのは、
神様ではなく、人なのかもしれませんね。

神様としては
《神様のために人が何かをする》
ということだけで、嬉しいようです。


芸術的に磨き上がったお神楽の時の、
神様のご様子を見たことはありませんが、
きっとそれはそれでとても喜んでくださると、、、信じたいっ…!!!
(キリスト教会が高い天井であの形なのも、音楽がきれいに響くためだもの!!)




その他に神様の嬉しいこととして、神棚があるお宅なら、普段のお供えがあります。


「いただき物はお供えする」
というのは言われていますね。

季節の野菜や果物、そして手作りした物をお供えすると、とても喜ばれます。
もちろん買ってきたものも喜ばれますが、
手作りのお菓子やおかずの時は、さらに嬉しいようです。

その他に神様の方から
「それ、食べてみたい」
と要望をいただくことがよくあります。
その場合は、子どものお菓子でもお供えしています。

以前、麩菓子を食べてみたいとのことだったので、
「え?本気ですか…?」
と思いながらお供えしましたが、お供えする前の
わくわくに対して、下げた時の反応はイマイチでしたw

食べてみたい好奇心や期待感ほどではなかったようです。
うちの子どもは大好きでよく食べてますけどね!



ところでうちの神棚にいらっしゃる神様は、

メロンならフォーク!
プリンならスプーン!
炊き込みご飯ならお箸


を要求されます。

そういうわけで、ここ数年は、私たちが手づかみで食べるもの以外は、必ずフォークなども添えています。
(たまにうっかり忘れて、「フォークがほしい」と神様の方から…)


「いやいや、絶対フォーク使わないでしょ!」
と最初は思いましたが、私たちが気づかないうちに使っているのかもしれません。


それからお供えした食べ物は、私たちが食べる時には、なんだかピンボケした味になっています。
一番おいしい核の部分が抜け落ちたような味です。
おそらく、抜け落ちた部分を、神様が召し上がっているのでしょう。

味はイマイチでも、お供えした物にはほんのりとパワーが入ります。
どうぞ召し上がってくださいね!

関連記事:神様にお供えしているのは何なのか?




あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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