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不思議な話

魂を売る、の話と「うらない」の話

こんにちは!神様とご縁を繋ぐ 光子です。


2024年も残りわずかとなりましたが、本年も本当にたくさんのご縁に恵まれ、ありがとうございました。

2024年が始まった時には、頭に思いつくこともなかった数々のことがあった一年で、本当に濃い一年でした。


思い返せば、今年の始めは、前年から懸念していた息子のLDのことをどうするか?診断を受けるか?というところから始まり、娘と勉強のこと、そして学校のことと、子どものことで心を砕くことの多い一年でした。

いやー、本気で大変だったけど…
どれも、今ここ!というタイミングを逃していたら、こうはなっていなかっただろうという経過を辿っていて、ひとまずは順調な形で年末を迎えられました。


そして、何より大きかったのが、脳脊髄液減少症の症状から、突然回復したことでした。
ブログでも書きましたが、7月の京都と伊勢の旅、そして8月の三峯神社へのお参りと、それらの旅が契機になったのではないかと思っていてですね…

そういえば、8月から玄米を食べるようになったので、神々の皆様からいただいた奇跡ではなく、玄米がよかったのかな??なんて考えていた時期もあったのですが、忙しくて玄米を食べない時期が続いても、健康状態は変わらずいい感じ。

ということは、やっぱり奇跡だったのかな?
神様にいただいた、ギフトだったのかな??
というところに落ち着いています。


ところで、
「そういえば、今年の始め、神様から何て賜ったんだっけ??」
と思いまして、私個人へのご指摘ではない、新年にいただいたものを確認しました。
ブログに書いたのを読み返しました)

そこに書いてあったのは、
【自分で桃色に咲かせる年】
ということ。

補足として、社会的な尺度で見た時に価値があることを追うのではなく、一人の人間として、自分の心が純粋に喜ぶようなものを優しく咲かせること、というように書いていました。
(自分で書いたことでも、よく忘れています(^^;) )

ほへー、と思いながら読んだのですが、私個人に置き換えて考えると、
「あー、こういうことだったかな?」
と思い当たることがありました。


というのも、鑑定をやめてしまおうか、と考えることが、何度もあった年だったのですね。
単純に子どものことで忙しかったのもあるし、鑑定の楽しい部分だけではなく、しんどい部分(そしてそれを察知してしまう娘の敏感さ&揺らぎ)を直視して、続けるかどうか迷った時もありました。

そして、健康になって、またお勤めに行けるようになったことで、自分の体調を鑑みながらできる仕事という意味での、鑑定を続ける必然性がなくなったのです。


少し話が変わるのですが、クリエイティブな世界で言われることで、自分が本当に作りたいものではなく、世間受けしそうなものや、売れるためのもの、クライアントの要望に寄せきって、作品を作ることを「魂を売る」と言います。

請け負い仕事なら、クライアントの要望に寄せるのは必要ですが、過度に寄せて、自分が作りたいものから大きく離れたり、生理的にタブーだと感じることをおかして、結局本質を失っていくことを言います。


よく知られた曲の中に、この「魂を売る」のことを言っているんじゃないかなと、聴くたびに思う曲があって、それが藤井風さんの『死ぬのがいいわ』です。

曲の中に
「三度の飯よりあんたがええのよ」
と出てくるのですが、お金稼ぎを「飯」を言い換えて、お金になるためのことをするよりも、自分の守りたい本質を守り貫きたい、と言っているように感じるのです。

よろしければ、そういう視点で、一回聴いてみてください(^^)


私が今年、鑑定をやめることを考えていた中にも、同じような考えと戸惑いがあって、魂を売るのか、売らずに行くのか、ということを思案していました。

それでも私は、神様のことや不思議なことを、「飯の種」としてうまくやることはしたくなくて、まだ体調が思わしくない時期でしたが、
「本質を守り続けよう」
とひとり静かに決意する。
そんな日がありました。


その後、結局体調がよくなりまして、金銭面でも、もう鑑定を続ける必要はない、という時が来まして…

ふと気がついたのは、
「あ、本当に、【うらない】になったんだ!」
ということでした。

うらない、漢字で書くなら「売らない」です。
買ってください、買いませんかと、こちらから全く働きかけない、という形に、無事に落ち着いたのだと気づいたのです。


積極的に売らないけど、店の入り口はいつでも開いていて、必要だと感じてくださる方は、歓迎します、という形です。

そして、
「そうか、これが本来あるべき姿なのか」
と腑に落ちました。


先日のブログで、感覚的に、
「自分がグレードアップして、元いた場所にかえってきた感じ」
と書いたのですが、お仕事面の意味でも、この感覚があります。

健康を取り戻し、楽しくお勤めも行くけど、必要だと求めてくださる方には、持てるもので、お力添えさせていただく。

社会的な成功、金銭的な売れてまっせ!とは違うけど、本当に私が在りたかった形に落ち着いたのだ、と気がついたのです。


そしてこれが、私にとっての
【自分で桃色に咲かせる年】
だったのだろう、ということです。

あなたにとっては、いかがでしたか?
ずっと心にあったことに取り組んだり、それが成功とは違う形であったとしても、一個人として豊かに感じられる何かを、見つけられた年になったでしょうか?


どのような年を過ごされたとしても、新しい年はすぐそこですね。
来年は、どんな年になるのかな?

たくさんの方々に、そしてあなたにとって、楽しい時間と幸せな時間、そして豊かさを感じられる数々のことに、恵まれる年になりますようにとお祈りして、本年のご挨拶とさせていただきます。

2024年も、ありがとうございました(*^^*)


よいお年をお迎えください。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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