こんにちは!占い師の光子です。
たぶんいろんな感じ方をする人がいて、私に同意されない方もいらっしゃると思いますが、
「世の中は少しづつ、ちゃんと良くなっている」
と私は常々思います。
以前、父が怖かったと書いたのですが、私が父を怖いと思い込みたかっただけでなく、以前の父は、ほとんどいつもイライラしていて、すぐに怒る人でした。
けれど、ここ数年の父は違います。
年を取るほど人間は気難しく、短気になると一般的に言いますが、ここ数年の父は怒らなくなりました。
それは、私が自分の潜在意識を
「お父さんは優しい人」
に書き換えたこともひとつの要因ですが、父の仕事がリモートワークになったことも、大きかったように思います。
今の父を見て、私や妹が思うのは
「お父さんは、本来はすごく繊細で穏やかな優しい人なんだろう」
ということです。
父は今もセミプロで音楽を続けていることもあってか、人一倍音に過敏です。
何十年も地下鉄で通勤していましたが、
「地下鉄の音って、なんであんなにうるさいんだろう。JRや私鉄はそうじゃない」
と何度も言っていました。
きっと普通に感じるよりも、ずっとうるさかったのでしょう。
そして通勤ラッシュ。
「てこの原理で、おしりで押して乗る」
を毎日繰り返していると、慣れちゃうんですよね。私も通勤していた時、慣れっこになっていました。
けれど、しばらく満員電車に乗らずに、久しぶりに乗ると、
「うわ、なんて苦痛なんだろう」
と感じました。
たぶんこっちが本来の人間らしい感じ方ではないでしょうか。
そんなわけで、非常に穏やかになった父を見て、
「リモートワークが広がって、よかったんだろうな」
と思っています。
(リモートでできない、対人のお仕事の方、流通関係の方等々、本当にありがとうございます。)
父がとても穏やかになったきっかけである、リモートワークが広がったことも、良くなっていることの一つです。
学校の先生の働き方が、現場だけでなく、広く議論されるようになったこともそう。
いろんなマイノリティの方が認知されるようになってきたこと、取り巻く状況が変化しつつあることも、よいことではないでしょうか?
SDGsで、環境負荷の小さいことを良しとする風潮が、広くできてきたこともそうですね。
(最近は、サスティナブルってつければ、本当に環境負荷を減らしていなくてもOKみたいな風も、あるにはありますが)
ところで、
「この人は、一体どんな人なのだろう?」
ということに、私はとても興味があるようで、歴史上の人物のWikipediaを見始めると、何時間でも見続けてしまいます。
その人に関連する人、時代背景。
年号が全然覚えられなくて、歴史が得意だったとは全く言えませんが、
「歴史っておもしろーい!!」
と心の底から思います。
そんな歴史上の人物、できごとを見ていると…
「昔の人って、ものすごく簡単に殺されたんだな」
とすごく思うのです。
そもそも、死が身近だったんでしょうけど。
武将も戦に負けて、首をとられちゃうし、普通の人なんて、もっと簡単に死んでます。
足軽なんて一番最初に死ぬし、狩りに出かけた山で、お坊さんに会うと不猟になるというジンクスのせいで、射殺されちゃったお坊さんもいるし。
熊野詣がきつすぎて、道中は亡くなった方がごろごろだったり、飢饉で食べられなくて亡くなる方も…
戦になれば、普通の人たちは強奪にあうのが普通のことだったそうですし、武士でも偉い人に命じられて、自害させられてしまう人もたくさんいたようです。
(「切腹を許す」という言い方をしたらしいですが、実際のところはむごいですよね)
こんな風に、昔の人たちが、簡単に命を奪われていたのを見ると、今の私たちがどんなに辛いことがあっても、そう簡単に殺されることはないよな、と思うのです。
何か罪を犯したとしても、裁きもなしに死することは、少なくとも日本ではないでしょう。
まして、あっさりと権威者によって殺されることは、ほとんどないんです。
今、ひとりひとりの人の目の前に、大変なことがあったとしても、大きな視点で見れば、私たちの境遇は、だんだんよくなっています。
私は、そう、思います。
だから、今年の初めに、
「今年は揺らめきながらも上がっていく年です」
と書きましたが、その実
「いやいや、今年が特にそうだとしても、いつもそうだよね?」
と思っていました。
元日の夜中に、神様が特別に見せてくれたビジョンだったので、共有させていただいたのですが、いつも私たちは
【揺らめきながらも、ちゃんと良くなっている、上がっていっている】
と、私は思います。
そうは言っても、今年はやっぱり、世の中が動揺しながらも、よくなる方へどんどん進んでいく年だったと思いませんか?
コロナのこともそうですね。
増えたり減ったり、落ち着かないままも、だんだんと共存するような生活になりましたね。
子どもの学校も、学級閉鎖の基準がぐんと下がって、学級閉鎖になることが、とても減りました。
宗教と政治の癒着や、カルト宗教によって苦しんできた2世の人たちの状況が変わりつつあるのも、大きな動揺をきっかけに起こりましたが、救われる人がいるのは、本当によかったと思います。
日本だけでなく、世界もいろいろと動揺していますが、来年は、安心して暮らせる人が、今年よりもたくさんになりますように。
来年は、どんな年になるんでしょうね?
今のところ、私にはわかりませんし、来年の年初めに、神様が教えてくださるとも限りません。
でも、ひとつ言えるのは、【卯年になる】というのは、寅年に始まっておぼつかないものが、かっちりと形になる、ということではあるのです。
今年起きたたくさんの動揺が、落ち着くのかな?
なんにせよ、今よりも幸せな人が、「幸せだなぁ」と感じられる人が、もっと増える年になると、よいですね。
今年も一年間、ありがとうございました。
たくさんの新たな出会いに、ありがとうございました。
そして、ブログに訪れてくださった方が、昨年より格段に増えた年で、更新頻度はとってもまばらな年でしたが、お付き合いいただいた方に恵まれて、本当にありがたい年でした。
来年のことは、準備中です!
(鬼に笑われないように、こんなところにしておきますね(^^;)
来年もお付き合いいただけましたら、とっても嬉しく思います。
あなたにとって、より幸せな年になりますように。
一年間、ありがとうございました。
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。
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世の中は少しずつ良くなっている
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