比較と心配

こんにちは！占い師の光子です。


あなたは自分を誰かと比べて、
「あの人はすごいなぁ。自分はまだまだだなぁ」
と落ち込むことはありますか？

私は最近はずいぶん減りましたが、過去はとってもクヨクヨ落ち込みちゃんでした。
さらに不安がとても強く、まだ起こっていないことまで心配する、というのもありがちでした。

どちらも占いの勉強を始めてからずいぶん軽減しましたが、全くなくなったわけではありません。


そんな私に、今年の1月下旬のリーディング会で、「比較をしない。そして遊び心でやる」というアドバイスが出ました。

占い師たるもの、出たアドバイスは、誰よりも率先して実行して、自分がまず幸せにならなければ、なんの説得力もありません。
というわけで「良くも悪くも自分を誰かと比べない」と肝に銘じつつ、遊びだと思って、やりたいことをやることにしたのです。
（もちろん鑑定は真剣にやっていましたよ！）

日常生活でも「あ、今日あれやりたい」と朝に湧いてきたものは、可能な限りなんでもやりました。
そして何より「遊びだと思って」無料占いを作ることに取り掛かったのです。


そんな風に日々を過ごしていた最中に、とある心配事がぼんやりと頭を支配していた状態で、神社に行きました。
お祈りして日々の感謝を伝えるも、私の頭にあったのは心配事のことで、お祈りに集中していたとは言えない状態でした。

そんな半端なお祈りを終えて、去ろうとすると、突然
『お前がしたいから、心配しているだけだろう』
と声が聞こえたのです。

「…え？それは心配する必要はないということですか？」
と思わず問うと
『そうだ』
とお答えいただきました。


だそうです…。
心配はいらないんだそうです。
ちょっぴりショックでした…Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ

考えることが必要だから考えていたつもりなのに、神様目線ではいらぬ心配だったとは…
むしろ神様目線では
「心配が好きなんだな。心配をレジャーとして楽しんでるんだな」
と見えていたのかもしれません。


そんなことがあった３日後、突然
「比較も心配もしないんだったら、やること何もないじゃん」
とひらめいたのです。

やることがないは言い過ぎですが、考えることに使える頭のキャパシティのうち、比較と心配を取り除いたら、ほとんど何も残らないくらい、頭のキャパが、がら空きになると気がついたのです。
それだけ、比較と心配に頭のキャパを使っていたとも言えますね。

そして比較に使っていた分のキャパを、代わりにクリエイティブに使えるようになったから、今私はせっせと無料占いを作っているのか！！と気づきました。


本格的に作り始めるまでの１年間、やりたいと何度も思い立つも、
「自分にはできないかも」
「私の力量で作っても、きっとプロ集団が作るより見劣りする」
「作ったところで、MIWAさんからダメだしがあるかも」
「そもそも誰も喜ばないかも…」

そんな比較と、まだ起こってもいないことの心配で、やる気をつぶしてきたのでした。

そして比較と心配をやめて、遊び心で取り組んだからこそ、
「どうしたらできる？」
「どうしたらあんな形になる？」
と建設的に思考を使うことができたようです。


こちらで書いた、「悲しみを癒す」もそうですが、タロットのアドバイスは斜め上を行くというか、実行して初めて、
「なるほどこういうことか！」
という展開になることがとても多いです。

比較をしないで遊び心でやること。
それが、こんなところに影響があるとは思いもしませんでした。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。