闘(たたかい)Fighting
この漢字は「門構えの中に、高坏(たかつき。お供え用の器)と折れ曲がった斧」を描いた成り立ちです。
門構えはここでは、門としていの意味ではなく、「同じ形のものが向き合った形」すなわち自分と自分が向かい合っている姿として描かれています。
このカードが現れるのは、「目に見えない争いをしている時」です。
困難や苦難を乗り越えるべく、「これをやらなくちゃいけない!!」と、打ち勝とうとする努力をしているようです。
この漢字の形をよく見ると、自分自身と向き合っていますね。
あなたが打ち勝とうとしているのは、あなた自身なのではありませんか?
けれど、戦いの道具である斧は、すでに折れ曲がっているので、本当はもうこれ以上戦えないようです。
このカードが現れたということは「苦しい争いを自分に強いてると気づいてね」ということです。
「もう戦いたくない」そんなあなたの中にある思いに気づいたら、どうしたらこの闘いをやめられるか想像してみましょう。
闘いをやめることができれば、きっとあなたの望みを叶える、別の方法が見つかります。