離婚後の子育て

こんにちは！占い師の光子です。


プロフィールでも書いていますが、私は離婚しています。
離婚時、子どもは１才と４才でした。

離婚を考えている人が悩むのが、
「離婚後の子どもへの影響」
これが大きいのではないでしょうか。

離婚したら子どもがかわいそうではないか？
世間体は？
私も離婚を決意するまで、そんなことを悩みました。


今、子どもは5歳と8歳になりましたが、心配したことが全くの杞憂だった、ということはありません。

けれど、
「あんなに悩むことでもなかったな」
と思えるほど、子どもたち自身と彼らを取り巻く大人の関係は、安定しています。



離婚後すぐから昨年くらいまでは、子どもから時々
「どうして離婚したの？パパと一緒に住みたい」
と言われました。

そのたびに、一緒に暮らすことができなかった自分たちを不甲斐なく思ったり、
「だから無理なんだってば！」
と苛立ちを感じることもありました。

それでも「一緒には暮らせない」と、
「パパがいいならパパと暮らしてもいい」
と伝えていました。


ところが親子共々、少々辛い状態であったのが、昨年末に一変しました。
子どもたちが泊まりに行けるくらい広いところに、元夫が引っ越したのです。

コロナもあって、何となく間遠になっていた子どもとパパとの時間が、作れるようになりました。
さらには、占いのイベントに出展するためなど、どうしても子どもを泊まりで預かってくれる人が必要でした。

そんな条件が重なって、思い切って元夫に、子どもを預けることにしたのです。


一緒に暮らしていた時のイメージから
「この人は頼りにならない、任せられない」
と思っていたのを
「この人を信じて頼ってみよう」
と私も心を入れ替えました。

最初は本当に心配でしたよ。
子どもにどんなものを食べさせるのかしら？お風呂は？歯磨きは？
そんなことが気がかりでした。
子どもと別れる時は、私の方が泣きそうだったし、元気にしているか夜も朝も電話で確かめていました。


今はというと、
「大丈夫、パパのとこで楽しくやってる」
と完全に任せきり、甘えまくり、電話もかかってこない限りかけません。
（そしてかかってこないｗ）

「私だったらそれはしないな」
と感じることも、もちろんあるんです。
食べるもののこととか、夜更かしとか…

でも、片目をつぶって気にしないようにしたら、子どもはパパのところで楽しくやっているし、元夫もきちんとお世話ができています。

上の子が生まれた時に思った
「いろんな人の影響を受けながら、のびのび育ってほしい」
という私の希望がそのまま体現されているのです。


子どもの喜びようは、というと、パパの家への道中に友だちに会うと
「今からパパんち泊まりに行くのー！！」
と大声で楽しそうに言います。

思わず
「パパんちと自分ちが、同じって子の方が多いんだけど…わかってる？」
と確認しましたよ(^^;)


私たちは女性問題や金銭問題で、憎みあって離婚したのではないので、
「顔も見たくない」
というような事情があれば、我が家の子どもたちのようにはいかないかもしれません。

けれど、離婚しても双方の祖父母から変わらず可愛がってもらい、
「ママのやり方、パパのやり方でそれぞれの影響を受けながら、のびのび育つ」
ということも、可能なようです。

最近は子どもたちから
「どうして離婚したの？パパと一緒に暮らしたい」
と言われることは、全くなくなりました。

さらには、パパと過ごしてる時に「子どもがこんなこと言ってたよ」と思わず嬉しくなるようなメッセージも送られてきたりして…
（面と向かっては言えないことって、子どももあるんですね(^^)）


最近の私は
「この人と結婚してよかった！そして離婚してよかった！」
と思います。

今の在り方なら、私にとっても、元夫にとっても、子どもといる時間も、ひとりの時間も持てるのです。
それは、とても心にゆとりをもたらしてくれるし、一人の時間が絶対に必要な者同士、大変助かっています。

出会ってから、先輩後輩・恋人・夫婦しかやってこなかった私たちが、初めて【友だち】という関係になれたことも大きいかもしれません。
「この人とは、これくらい距離がある関係が、ちょうど良かったんだな」
と今は思います。
喧嘩が絶えなかったのが嘘みたいに、会った時も楽しく過ごせます。


あんなに悩んでいた、離婚を決意する前の私に、
「自分が広い心を持てれば、意外と大丈夫だったよ！むしろいい感じ！！」
と今の私からは、言ってあげたいと思います。
（もちろん苦労もあったけどね！）


あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。