こんにちは!占い師の光子です。
四柱推命から体調不良を読み解く、今回は最終回のまとめです。
※この記事は「四柱推命から体調不良を読み解く」シリーズです※
五行って何?
五行に属するもの
十二支が示すもの
読み解き編①
読み解き編②
読み解き編③
まとめ&開運の方法 ←この記事を読んでいます
前回までで、読み解いた結果、私の命式の場合、体調を大きく崩すのは、
【どれかの五行が突出して強くなった時】
【とりわけ自分を象徴する星、己(つちのと、畑の意味)が、畑としての働きをうまくできなくなった時】
こんな時期だとわかりました。
そして、体調を崩さないためには、
・火力が強くなりすぎないように保つこと
・水を多すぎず、少なすぎず持てるようにすること
・鉱物(金)が増え過ぎないようにコントロールすること
この3つが大切とわかりましたね。
今回の検証を始めたきっかけである、
「なぜこんなにめまいばかりなのだろう?」
という疑問には、答えられていないのですが、今回検証したことで、
「もしや?」
と思うことがありました。
というのも…
私のような五行バランスの命式「五気周通環(ごきしゅうつうかん)」の特徴を表す言葉に、
「五行がまわると目がまわる」
という言葉があります。
単純に、五気周通環の人は、
「年や月など、時期による五行の変化に、大きく左右されやすい」
ということを表した言葉だと思っていたのですが…
今回の検証の結果、めまいが起こるのに、特定の五行が強くなる、特定の十二支が巡ってくる、などの法則性は見つかりませんでした。
けれど、五行バランスが、大きく偏るという法則性は見つかりましたね。
これはまさに
「五行がまわると目がまわる」
です。
ということは…もしかしたら、「五行がまわると目がまわる」は実際に五気周通環の特徴である可能性もあるな…と思ったのです。
実際にそうなのかは、他の五気周通環の人を検証しなければわかりませんが…
(そして五気周通環の人はかなり少ないのですが…)
検証して確かめられたことこそが、本当に大切なので、五気周通環の方にお目にかかれた日には、ぜひとも検証させていただきたいと思いました(^^)
ここまでで、四柱推命から体調不良を読み解くための、検証は終わりです。
ここからは、命式や時期を読み解いて、特徴がわかったら、
『どうやって開運させるのか=時期による影響を変化させるのか』
について、おまけで書きます。
前回書けなかった、『時期によって取り入れるべき五行が異なる』の説明にもなります。
読み解き編の最中、何度か【大運(たいうん)】のことに触れたのを覚えていますか?
大運は、10年ごとに大きく流れを決定づけるものです。
さらに大きく30年ごとに【火のゾーン】【金のゾーン】など、ゾーンが変わることで、人生のステージも変化させるのが、大運でした。
『時期によって取り入れるべき五行が異なる』
というのは、大きく言えば、
「大運の変化に合わせて取り入れる五行を変える」
小さく言えば、
「年、月に応じて、取り入れる五行を変化させる」
ということです。
例えば、私は人生の前半を【火のゾーン】で過ごしました。
ということは、大運は大きく五行バランスを方向付けるものなので、
「人生前半は、火や土の五行に、とても傾きやすい時期だった」
とわかります。
今の私は【木のゾーン】にいます。
ということは、
「木の五行に傾きやすい時期にある」
ということです。
(実際には、十二支だけでなく十干も影響するので、厳密には「水と木に傾きやすい時期」です)
ということは、
人生前半は「金・水・木」を、
今は「火・土」を
取り入れると、体調やできごとに大きな変化が起きずに、穏やかに過ごせる、とわかります。
取り入れる方法は、2つあります。
取り入れる方法①
『必要な五行に属する色や、食べ物、アイテム、行動を取り入れる』
取り入れる方法②
『必要な五行が、自分を象徴する星に対して、どんな関係にあるかから、必要な行動や心の持ち方を実践する』
この2つです。
②はちょっとわかりにくいですね。
でもこれは、新しい話じゃないんですよ。
①の話の前に、②について書きますね。
この図を、覚えていますか??
一番最初に書いた、五行同士の関係、
「やっつけちゃう関係」
「生み出す関係」
で出てきた図です。
※詳しくは→五行って何?
例えば、
「自分を象徴する星を、攻撃してくる五行」
がありますね。
「攻撃してくる存在」が多い場合、
「自分自身を押さえつけようとする、内的または外的圧力が強い」とわかります。
わかりやすく言うなら、
「責任感や、役割意識、真面目さが強い」
ということです。
人間性で言えば、「責任感が強い、まじめ」ということになるのですが、時期と重ね合わせてみると、『自分自身の欲求を抑える必要がある環境にいる』ということもわかります。
例えば、幼少期の場合なら、「厳格な家庭で育つ」もひとつのケースですし、反対に「養育が十分にされない家庭で育つ」というケースもあります。
どちらも、我慢を強いられる環境であるのが、共通していますね。
さらには、ドラッグに溺れるなど、いわゆるアウトローの人が、「自分を攻撃してくる存在」を元々たくさん持っていることがあります。
元々の家庭環境やご本人の性質など、抑圧が強すぎると、反動でアウトローになる、ということなのでしょうが、同時に、そういうタイプの人は、アウトローでありつつも、ある部分では真面目さや厳格さを持っている人でもあったりします。
…などなど、「攻撃してくる存在」ひとつとっても、一言では説明できない深さを持っているのですが、それが5通りあるのです。
それぞれに特徴とする心の働きや、行動を持っています。
この↑、心の働きや行動を取り入れる、というのが、②の
『必要な五行が、自分を象徴する星に対して、どんな関係にあるかから、必要な行動や心の持ち方を実践する』
なのです。
ところで、調整する前からたくさん持っている五行(星)の行動は、とても得意なことにあたります。
反対に、少ないものを取り入れる場合は、苦手なことをすることになります。
「苦手だけど必要なことは何か」
「どういう方向性で力を注げば、効率がいいのか、出口を見出せるのか」
を教えてくれるのが、②の方法ですね。
①の方法は、基本的には、五行に属するものを取り入れることなので、色や味など、属するものや、関連するものを取り入れる方法です。
でも、ダイレクトに必要な五行に飛び込んだり、身につけることもできます。
例えば…
水の気を取り入れるには、プールでも海でも川でも、「水にドボン!!!」でいいですね!
木の気も、森林浴でOK。
土の気も土いじりや陶芸があるし、
金も機械いじりとか、金属関係、ドライブとか遊園地とか…さらには貴金属を身につけることで結構クリアできます。
けれど火は…
火に飛び込めないし、身につけることもできないし…
良くて、日光浴とか、お風呂であたたまるとか
「体を温めること」が精一杯です。
でも、他のものに比べたら、なんだか弱いと思いませんか??
私が意識して取り入れていたのが「火の五行」だったこともあって、
「火の五行を取り入れる方法は、なんだか弱いぞ」
と感じていたんですね。
と、そんな時に遭遇したのが、高尾山での火渡りでした。
火渡りは、ゴウゴウ火を燃やすだけでなく、左右を火に挟まれて、さっきまで燃えていた場所を裸足で歩くんです。
なんだか他の方法とは桁違いに、火を取り入れる行動ですよね?
燃え上がる火を眺めながら、
「これって究極の【火の五行を取り入れる行動】だ!!」
と私はいたく感動しました。
さらには、(詳しくは火渡りを体験した話の時に書いたのですが)頭が痛くて痛くてたまらなかったのに、点火したら、頭痛が治っちゃうっていう…!!!
火渡りの後、その日はその後、頭痛もめまいも全くなかったんです…!!!!
そしてその日を境に体調は急速に上向きに…。。。
五行がどう、という話だけでなく、御神仏の神通力も大いにあったと思いますが、まさに奇跡でした。
そして、①と②の方法を組み合わせると、25通り。
「あえてこれは避けるようにする」
という「取り入れる」とは反対の方法を取る時もあるので、単純に50通り。
さらには、
「Aをやって、ある程度下地ができてから、Bをやる」
という場合もあるので…(もう計算できません(^^;))
という開運のための方法を提案します。
四柱推命から体調不良を読み解くシリーズは、ここまでで終了です。
できるだけ、専門用語を入れずにわかりやすく書くことを目指しましたが、いかがでしたでしょうか??
楽しんでいただけていたら、とても嬉しいです(*^^*)
長らくお付き合いいただき、ありがとうございました!!
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。