こんにちは!占い師の光子です。
先日のみこバッチのテーマが「パートナシップ」だったこともあって、私自身のパートナシップについて思いをはせています。
そしてみこバッチにご参加いただいた数名の方から
「共依存の話、読みました!!」
とご連絡をいただいたことで、改めて共依存のことについて考えています。
共依存関係にあった私と元夫は、
「離婚する、そして決別する」
という形で、共依存関係の解消をしました。
当時はそれ以外の選択肢は全く見えなかったのです。
しかし四柱推命が使えるようになった今の私が、
当時の私たちを見ると
「他の選択肢もあった。こうすればよかった」
というのが見えるのです。
具体的に言うと…
四柱推命において、
私を象徴する星は〈己(つちのと)〉で、畑を意味します。
そして彼を象徴する星は〈乙(きのと)〉で、草花を意味します。
まず前提として、草花が育つには、水と太陽が必要ですね。
そして畑もあった方がいい。
でもハサミのような金属はない方がいいですよね。
チョキっと切られたら、ひとたまりもありません。
ところが、彼は元々、ハサミなどの金属の要素を潜在的に持っているタイプなので、
「いつ切られるかわからない!」
のような精神的なプレッシャーが強いタイプです。
私と元夫が一緒にいた13年間は、巡ってくる星のバランスで、私は非常に土壌の厚い畑のようになっていました。
「なんでも来い!みんな受け入れるよ!」
みたいな畑です。
肝っ玉母さんみたいな感じですね。
彼はそんな畑みたいな私が心地よかったのでしょう。
「草花が私に根を張っていても、全然余裕~」
実際にも、彼を受け入れる余裕が、私にありました。
ところが…
ちょうど上の子を妊娠した頃から、私の五行バランスが変わりました。
肝っ玉母さんみたいな畑が、ゴツゴツの鉄鉱石や斧やハサミなど〈金〉の要素が一気に増えたのです。
(妊娠するタイミングでこういうことは実は良く起こります)
さらには子どもが生まれて程なく、彼自身の五行バランスも変わったので、二人して〈金〉だらけ!!の状態になりました。
するとどうなるかというと、
畑である私→草花を育てる余裕はない!! (エネルギーが金に奪われるので)
草花の元夫→ハサミや斧だらけ…怖くてたまらない!!!
こんな状態になります。
共依存の話を書いた中に、
「元夫がアルコール依存だった」
と書いていますが、彼がアルコールに溺れたのは
「自分は草花なのに、刃物に囲まれている状態」
要するにストレス過多の状態にあったから、
と四柱推命から見るとわかるのです。
彼目線で見ると、それまで多少の奇行を許していた妻が突然自分に厳しくなり、他の面でもストレスフル…
どこにも自分の拠り所がないような状態だったのでしょう。
「巡ってくる運の言いなり」状態、これが当時の私たちです。
でも、巡ってくる運が心地よくなくても、
心地よくいられるように操作するのが占いの本当の活かし方です。
当時はどうしたらいいか全くわかりませんでしたが、今の私なら
「金を減らす」
そのためにできることに取り組みます。
これが、
「他の選択肢もあった」
と思う所以です。
当時〈金〉を減らすために私に必要だったことは、
「現実的な利益につながるための行動や、その準備をすること」
「自分の欲求をはっきりさせること」
だったんですね。
要するに、
「この人に構ってても1円にもならない」
と割り切って、彼の問題を無視して、自分の幸せにフォーカスすればよかったのです。
このことに気づいて思い出したのが、アルコール依存症の家族の会に参加した時に
「朝から飲んでる夫を無視して、他の家族だけでまともな生活を送ることにしたら、そのうちに夫のお酒が減った」
と他の参加者さんから聞いたことでした。
四柱推命からわかる運の操作方法と、ほとんど同じです。四柱推命の方が、
「どこへ向けてまともな生活をするか」
のベクトルがはっきりしている、という違いがあるくらいです。
とはいえ当時は、運を操作する占いの存在も知らなかったですし、そこへ至る導きもありませんでした。
「関係改善のための開運が許されていなかった」
とも言えます。
でもそのタイミングで開運が許されず、結局離婚したからこそ、今があるのです。
私個人の人生としては、離婚して万々歳の大正解だと思っています。離婚していなかったら、占い師にはなっていなかったでしょう。
いいことも悪いこともすべてのことに意味があって、苦しんだからこそ、今話せることや、共感できることがある。だからこそ占い師ができている、とも思います。
「別れることは悪じゃない」
と思っていますが、私のところに来てくださるお客様には、
「こうしたらお二人ともが心地よくいられるようになる」
という方法を提案させていただいています。
結局どうするかはお客様の自由。
けれども、いらっしゃるお客様は
「今これを知っておいて!」
というのがあって、来てくださるように感じています。
選択肢はある、その上でどう生きていくかを自分で決める。
そうやってお客様自ら、より幸せな人生を築かれるますように、願っています。
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。
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