こんにちは!占い師の光子です。
前回まで長々と、私の共依存体験について書きましたが、
「共依存が始まりそして終わったその間に、四柱推命ではこんなことが起きていた」ということを今回は書きます。
離婚の半年前に、四柱推命における大運(たいうん)が実は変わっていました。
大運とは10年ごとの大きな運の流れを表すもので、
「接木運(せつぼくうん)」と言って、30年に一度、より大きく流れが変化するタイミングがあります。
接木運とは、言うなれば人生のステージの変わり目です。
※大運10年を3回過ごすと、接木運がやってきます。
「離婚の半年前に大運が変わった」と書きましたが、このタイミングがちょうど30年に一度の変化の時、接木運でした。
要するに、私の人生のステージが変わったんですね。
共依存から抜け出す前に「目が覚めた」と書きましたが、これは比喩表現ではなく、実際に目が覚めたような体感でした。
元夫と共依存になるさらに前、子どもの時から
「家族のために尽くす」
というのが私のやってきた生き方だったのですが、
その実30年間、自星(じせい)と印星(いんせい)がとても強い状態でした。
自星とは、自分を象徴する星と同じ五行のこと。
印星とは一般的に、自星を生み出し、力を加える五行のことです。
※自星と印星それぞれに、強い時に現れる象意がありますが、脱線するのでここでは割愛します。
「自星・印星が強いのが良い」としている占い師さんもいるのですが、自星の強さよりも、五行の流れが整うバランスになる方が好ましい面もあり、一概に「自星・印星が強いのが良い」とは言えません。
漢方や鍼灸で・薬膳など東洋医学で、バランスを整えることを目指すのと同じです。
例えば、暑い時にきゅうり・なす・スイカなど、体の熱を取るものを食べ、寒い時に大根やにんじんなど、根菜類を食べて体を温める。
このようにして、バランスを整えますよね。
では家族に尽くしていた30年間はというと、
「暑い時にわざわざ根菜をたくさん食べて、厚着をして体を温める」ように、私の元々持っている五行バランスからは、かなり無理な形で偏っていました。
時のともに移り変わる星の影響で、特定の五行が強まり過ぎると、良い影響と共に、場合によっては悪い影響も大きく表れます。
自星には「家族・身内」という意味もあり、ほどよく自星が強くなった時は、家族や身内からの援助が得られるなど、良い象意となります。
しかし私の場合はあまりに強くなったため、
「家族に尽くす」「身内のことで頭を悩ませる」
という悪い形で、自星の強さが現れていたようです。
それが、大運が切り替わったら突然、
「私はなんで家のことを何もかも1人で抱え込んでやっているのだろう」
と目が覚め、当時6人分のご飯をほぼ1人で作っていたのをやめました。
初めは私以外の大人である、元夫・父・妹にもごはん当番を分担しました。
じきに、近所に住んでいる父と妹は、別に食べることになりました。
そして離婚し…
現在は、はるかに家事が楽になりました。
このように四柱推命では、今がどんな流れなのかを知ることができます。
家族に滅私奉公していた時期や、目が覚めた頃には、今私がやっているスタイルの四柱推命と出会っていなかったので、人生に流れがあることなど、考えることもありませんでした。
もし当時の私が
「今はこういう時期」
と知って、流れを操作する・開運させる方法をとっていたら、いろいろなことが違ったでしょう。
例えば、身内をかばう、元夫の飲酒をかばうようなことはしなかったかもしれません。
(とはいえ、自星・印星が強まっているので、意識的にかばわないように心掛けないと、何気なくやってしまうのは身内をかばう方です)
占いと言うと、
「当たる当たらない」「オカルト」「いんちき」
のようですが(と過去の私が思っていました)、
私たちの生活は目に見えない、非科学的と思われるものに、大きく影響を受けています。
それらを非科学的と切り捨てるのではなく、
科学では解明できない英知として、
生活に取り入れていくこと。
さらには人生をよりよくコントロールするための、
手段として活用していくことで、
主体的に、そして効率よく人生を切り開いて行けます。
ところで大運が切り替わって、私はどんな流れになったのかと言うと、
「無私で大きな流れに沿う」
そんな流れになりました。
私自身を象徴する星は己(つちのと。畑の意味)
なのですが、大運が変わって、今は大量の水に押し流されるような状態です。
そうなると、畑はもう畑ではなく、むしろ私自身が水に溶け込んでいるようなイメージですね。
そして爆発的に水量が増えた2020年。
現実面でも、不思議体験としても、 占い師になる方向へ決定づけるようなできごとが、たくさん起きました。
まるで大きな流れに押し流されるように占い師になりましたが、四柱推命から見ても、今こうして占い師になったことが、自然な流れだったのだろうと思っています。
大きな流れに沿って、無私の心で自分の持てるものを人のために活かせる占い師であれるよう、日々精進しています。
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。