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精神世界を仕事にする

第六感で何を見るかは結構様々

こんにちは!占い師の光子です。


昨日は大宮氷川神社に、懐かしい人と行ってきました。

その方は、私が16歳の時に、突然不思議なものが見えたり、わかるようになった時にお世話になった方です。


父の部下だった方で、以前ブログでは、仮名「吉田さん」として、登場しました。

幼いころから数々の不思議体験をされた吉田さん。
普段は、ご自身が体験した不思議なことについて、人に話すことはないにも関わらず、私の父と二人でランチに行った時に、なぜか
「話さなきゃ」
と思って、話してくださったのをきっかけに、二人はそんな話をする仲に。

それからほどなくして、私が見えない世界に振り回されて困るようになり、助言をいただいて、助けていただいた方です。


もうかれこれ、出会ってから20年ちょい。
その間、父とは疎遠になったようですが、私とは数年に一回長電話をしたり、たまにメールをしあったり。
お会いしたのは、10数年ぶりでした。


占い師になろう、と決めた時にもお話ししたのですが、その時はとても緊張しました。
というのも、
「できるだけ閉じているように、関わらないように」
と何度も忠告されてきたので、そっちの世界に行くことに決めたと報告したら、怒られちゃうかも、と思ったのです。

ところが、
「そっちの世界に振り回されるのはダメだけど、利用するのはいいんじゃない?」
と言ってもらって、びっくり&拍子抜け。


そんなことがあり、会いましょうと何年も言っていたのが、お互い忙しくて会えずじまいで来て、10数年ぶりの再会でした。


今回お会いしたのは、吉田さんの方から
「このところ不調続きで落ち込んでます。光子ちゃんから見て、何か感じませんか?」
と連絡いただいたのです。

普段、こういうのはやらないようにしていますが…
いただいたメールを読んだ時に
「ん??なんか違和感。エネルギーが違う」
と雑感ですが感じたのです。

なんというか、あ、なんかついてるわ。みたいな。
なんだかはわからないけど、右側になにか。

右側とか、詳しくは言いませんでしたが、雑感をお伝えしたところ、一度会いましょうとなりまして。
北関東にお住まいなので、大宮でお会いすることにして、
「大宮ならば神様にご挨拶するのが筋でしょう」
と大宮氷川神社に行ってきました。


久々過ぎて、何を話せばいいか…
駅で待ち合わせたのに、神社に入るまで、不思議な話は一切せず、世間話をしてましたw

とはいえお会いした時に、そして普段自分にかけている結界を解いてみても
「ついてるけど、憑いてるではない。ヤバいものがついてるわけじゃない」
「人でもないし、霊でもない。これは、なんだ?」
とすっきりとお一人ではないものの、決して悪い状態なわけでもない、とお見受けしました。


結局お参りするまで、話をする状態が整わず、本殿の前へ直行。
そしてなぜか蛇の池に行きたくなって、結局本題は蛇の池から少し離れたところで、させていただきました。

話の内容が内容なので、普通のところでは話しにくかったのかな?


吉田さんは、私とは全然違うことを体験していて、全然違うことがわかります。
「龍は見える」
とか、お互い共通しているところはありますが、例えば吉田さんは、会社勤めの頃、一番に出勤するそうなのですが、オフィスに着くと、先客がいるらしい。

肉体を持たない先客ですね。


例として、私がお世話になった時、何に困っていたのかというと、私に生霊が送られていたのですが、当時の私にはそれがわからなかったのです。

私史上最も怖かった体験なので、詳細に思い出したくないのですが、16歳の私には、どうしたらいいかわからない。

そんな時に父が、吉田さんと私が会う機会をセッティングして、お会いしたのです。


その日の朝、吉田さんが振り返ると、私の祖母がいて、これを伝えて欲しいと伝えたそうで…
いろんなことをお話ししたのですが、吉田さんはずばり
「誰かの恨みを買ってない?」
と言うのです。

正直面食らって、子どもだった私はきっと、露骨に嫌な顔をしたのでしょうが、しばらく考えてみると、友達がひとり思い当たる。

そんなわけで、彼女が何に腹を立てているかわからないものの、
「なんか…ごめんね」
と電話をしました。

そして電話を切った途端、ずっと付きまとっていたものが、嘘みたいになくなりました。


私にはこんなことできない…
けれど、吉田さんはこれでお金をもらったことはないそうです。

それから後も、電話で話した時も、
「いかに避けるか、いかに関わらないようにするか」
というのがメインで、とにかくそっちに行きたくないんだな、と感じていました。


サラリーマンをリタイアした後も、中高生のスポーツのコーチを熱心にしていて、目に見えない世界のことは、関わらないようにしてきたそうなのですが、
「どうもこの絶不調は、お導きなのか?」
ということで、私と会ってみようと思ってくれたそうなのです。



神社でいろいろお話ししたのですが…神社を出たら、ほとんど忘れちゃいまして…
「あれ?私さっきまで寝てた?」
というくらいに、自分が切り替わってしまって、話したことを夢の記憶くらいにしか思い出せず。

とはいえ、私が占い師になるまでにした体験などと照らし合わせても
「これは、やりなさい、ってことでしょうね」
というところに落ち着きまして、
「どうやって始めるか?値段はどうするべきか?答えられない人が来たらどうするか?」
など、帰路では進める方向での前向きな話をしていました。

ちなみに、答えられないお悩みの方は、いらっしゃいません。
なぜかわからないけど。

そこはちゃんと、マッチングする仕組みになっているようです。


ご飯を食べながら
「出会った時から比べたら、ずいぶん成熟した大人になったね」
と言っていただいたのですが、そりゃ16歳から20年も経ってて、ガキのままだったら困りますよね(^^;)

当時の私はまだ人格もきちんとできていないのに、【現実の世界】と【意識の世界】の狭間にいて、
「これは一度ちゃんと【現実の世界】に戻さなきゃ」
ということで助けてくださっていた、とのことでした。

吉田さん自身も、子どもの頃から大変だったから、と。


そして今日感じたのは、私と吉田さんは、わかることが全然違うんですね。
同じものがわかっても、見え方が違うのですが、
「〇〇は△△です」
のような、超基本の部分は、同じように捉えているとわかりました。

例えば、
「生きている人の想いより、死んだ人の想いの方が、強いわけがない」
などです。

先日のブログ
「亡くなっている方の想いの方が、柔らかいんです」
と書いたのですが、これをもっと賢い言い方をすると、↑になるんです。
(アホな言い方しかできずに、ごめんなさい(^^;) )


他にも、昔からある大きな神社は、場のエネルギーが特別だから、そこに神社を建てているなども。
蛇の池にいらっしゃるのはどんな方か、なども、同じ見解でした。


ところが、例えば生霊でも、私の場合はそもそも、自分に向けられているものにしか気づきません。

そして私に悪感情を持っている人が送っている場合は、顔が崩れてものすごい怖い形相をしています。(マジで怖いです)
正直、パッと見、誰だかわかりません。

ところが、好意的な感情の場合は、その人そのままの姿をしているので、すぐに誰だかわかります。
好意的な感情で、生霊になっちゃうくらいだから、平たく言っちゃうと「好き」ってことですね。
そんなに想ってくれる人は稀です。

ところが吉田さんにはそんな風には見えていないそうです。


そして私は吉田さんができるような、亡くなった方の想いを伝える、みたいなことは、原則的にできません。
起きている問題の因果や糸口が、ダウンロードするようにわかるみたいなこともありません。

ところが吉田さんは、私が息をするようにできる、神様とお話しする、ということは経験がないそう。
(誰でも話せるんだと思ってた…)

吉田さんができることも、私ができることも、誰かに習ったなどはなく、本当に息をするように当たり前にできることなんですよね。

そして住みわけがされている。

「あの人みたいなこと、私にはできない」
って思うことがあって、何でもできるんじゃないことを、後ろめたく感じることもあったけど
「守備範囲が違うから、それで別にいい」
と思ってもいいんだな、と思いました。


ところで吉田さん、毎年3月に三重での大会の引率と一緒に、お伊勢参りに行くそうなのですが、今年はスケジュールが混んでいて行けなかったそう。

そんなことは忘れて、帰り際に
「今日、大宮でお会いするから、大宮まで行くのに神社に行かないのは、【おじいちゃんちの近くまで来たけど、顔も見せないで帰る】のと同じだなって思ったので、神社に行けてよかったです!」
と吉田さんに話しました。


すると、三重まで行ったのに伊勢神宮にお参りしなかったご自身になぞらえたのか
「ああ…やっぱりスケジュール見て、伊勢神宮に行かなくちゃだな…」
とおっしゃったのです。

思わず
「きっとお待ちになってるんじゃないですかね?」
とお返事したら、私の言葉に被るように
『そうよ!!』
と天照大御神様のお声が、聞こえました。


神様は、吉田さんをお待ちのようです。
吉田さんには、
「今、私の言葉に被るように、神様が『そうよ!』っておっしゃってました」
とお話ししました。

私は神様のこういう感じ、とても好きです。
ちょっと食い気味なのも、人間と近いみたいで、すごく好き。

そして神様的には、待っていることを吉田さんにお伝えしたこの瞬間が、最も重要なところだったのではないかしら?なんて、帰りの電車に揺られながら、思ったのでした。



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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