現代人の感覚からすれば、おかしな人かもしれませんが、割りあい頻繁に、私は神様と話しています。
話しているだけでなく、神様がお見せになりたいものを見せていただいたり、感情をトレースしたり…。
人間に対するのと近い感覚で、関わらせていただいています。
更には、私がカードを引くときは「呼んでいるカード」を引き、カードを使った鑑定中のことは、ほとんど覚えていないこともしばしば。
私のことを「(上から)言わされてる鑑定」と評された方もいらっしゃるのですが、この部分の私は、占い師というより、巫女さんに近いかもしれません。
一方、四柱推命の知識や知見から、物事や人生を分析的に、観察・検証することが、私はとても好きです。
四柱推命で言われている、何が真実で、何が真実でないのかを検証することに、おもしろさを感じます。
この部分の私は、非常にロジカルな占い師と言えます。
そんな右脳的な超自然的要素と、左脳的な占い師要素、両方を持ち合わせたのが、私の鑑定です。
以下に、それぞれのこだわっているところや、流れ、特徴を書きました。
よろしければ、ご一読ください(^^)
カード(タロット等)
ポピュラーなタロット鑑定は、
「このカードにはこういったキーワードがある」
といったものを組み合わせて、運の良し悪し、未来の行方を見ます。
私のカードの鑑定は、
「そのカードに何が描かれているのか」
ということを大切に読みます。
…という、前提はあるものの…
私はカードの鑑定を始める時、必ずお客様にカードに手をかざしていただきます。
オンラインの場合も、目の前にカードがあるとイメージしていただき、イメージしたカードの上に手をかざしていただいています。
お客様とカードの周りに私の手をかざし、一種エネルギーのやりとりのようなことをします。
目に見えないものへの感受性の強い方は、ここで
「温かい」「鳥肌がとまらない」「湯気が立ってる」
と言った表現をされます。
この時私は、お客様を絶対的に大切にしている何かに、お伺いを立てています。
神様、仏様、宇宙、守護霊、エネルギーの源…
一体何なのかは、はっきりは言えません。
けれど、お客様のエネルギーと共鳴すると、がっちりと繋がって、お客様を絶対的に大切にしている存在から、「どう見えていて、何を伝えたいのか」ということが読めるようです。
なぜそんなことができるのか、それは私にもわかりません。
けれど、初めてカードをシャッフルした時から、なぜか繋がることができて、そして大抵の場合、鑑定中のことを私はほとんど覚えていません。
(少し時間が経つと、断片的に思い出せるようになります)
私の鑑定では、未来はどうなるか?叶うのか?というたずね方はしません。
まずお客様に「どうなりたい」という目指すものや、「どうしたらいいのか」という状況があって、
「目指すものにたどり着くには(今の状況を脱するには)どうしたらいいのか」をカードから読んでいます。
全体を見て「こんな感じ」とお茶を濁すことはせず、1枚1枚のカードの意味すること、そしてカードの並びなどから、複合的・多層的に読みとれることをお話します。
鑑定をしていていつも感じるのが、どの方も本当に大切にされていて、お客様を絶対的に大切にしている存在は、「いつも伝えたいと思っている」「いつでも手助けしたいと思っている」ということです。
鑑定後に多くのお客様から、「頭の中も精神的にもすっきりした」「冷静に向き合えるようになった」と言っていただいています。
そして「アドバイスを実行して、望んでいたものが手に入った!」と嬉しいご報告をくださるお客様もいらっしゃいます。
四柱推命
※具体的にどうやって読み解いているのかを、こちらで紹介しました
一般的に四柱推命というと、生年月日時から命式を出し、命式に対して
「あなたは〇〇格です」という名づけをします。
また命式の星の並びから、納音や空亡、特殊星などを出して人間性の特徴を、さらにはそれぞれどんな時期になるか、という吉凶を占います。
私の鑑定では、一般的には全く考慮されない命式の五行バランス、そして一般的にも重視される通変星(つうへんせい)を複合的に読みます。
納音や空亡、特殊星は、類するものを含めて一部は考慮していますが、メインには据えていません。
鑑定では、お客様の人間性の特徴についてお話ししますが、複合的に読んだものをお伝えするようにしており、「あなたは〇〇格です」「〇〇星を持っているから」というお伝えの仕方は、原則しません。
(外格の方の場合は、お伝えする場合もあります)
人にはそれぞれ生き方の型のようなものがあり、命式を見るだけでは、どのタイプの生き方をしている方なのか見極めるのは、早合点になります。
そのため、お客様には事前に、
「いつが良い時期、楽しい時期だったのか」
「いつが辛い時期、苦しい時期だったのか」
をお伺いします。
それによって、どのような型で生きていて、いつが運の後押しを得やすい時期に当たるのかを、見極められるからです。
同じ生年月日時に生まれた人でも、生き方の型によって、楽しい時期・辛い時期が変わってきます。
私の鑑定では、「運の後押しを得やすい時期、得ずらい時期」という表現はしますが、「運の良い時期・悪い時期」という言い方はしません。
そして「後押しを得ずらい時期」は、「運が悪い時期」ではないのです。
あるのはあくまでも、「後押しを得やすい時期・得ずらい時期」だけで、過ごし方を変えることで、その時期や次に来る時期を、より幸せにすることが出来ます。
時期の特徴をつかんで、ご自身が過ごしやすくなるための、または戦略的に時期を活かすためのツールが、四柱推命です。
また四柱推命を通して、ご自身の、そしてお子様やパートナー様等、大切な方の、人間的な特徴を見る相性鑑定もしています。
相性の良し悪しではなく、
「ご自身は何を大切にしたくて、こんな特徴がある」
「大切な方はこんなことを大切にしていて、こんな特徴がある」
といったことをお伝えします。
お二人の特徴を踏まえて、
「こんな関わり方をすると、お互いが心地よく過ごせる」
という提案もさせていただいています。
相性についても良し悪しを判定する鑑定は行いません。
相性の良し悪しに関わらず、どんな方とも、心地よく過ごすための相性鑑定です。
これまでに鑑定を受けられたお客様からも、
「相手のことがわかったから、腹を立てずに付き合えるようになった」
など、嬉しいご感想をいただいています。
五行バランスを重視する四柱推命は、一般的にはあまり使われていませんが、本来は五行バランスを重視するのが、四柱推命の在り方でした。
三大原書と呼ばれる四柱推命の聖典も、うち1冊は通変星をメイン書かれていますが、2冊は五行バランスを中心に書かれています。
今の日本の、一般的な四柱推命の礎を築いた某先生も、晩年は五行バランスを重視した四柱推命を行っていたそうですが、いかんせん習得するには時間がかかり、また難しくもあるため、広まらなかったとのこと…。
お客様ご自身を自然界の太陽や樹木に置き換え、人間性や流れを見る四柱推命を通して、より心穏やかに過ごす方法、より活躍できる方法を、提案します。