こんにちは!占い師の光子です。
先日、鑑定に新しく「エンジェルタロット」を取り入れました、とお知らせしました。
このエンジェルタロット(天使のタロット)は、今でこそ心強い相棒になりましたが、始める時には、かなりの戸惑いや困惑するような不思議な出来事がありました。
今回は、エンジェルタロットを始めて、天使を受け入れられるようになるまでのエピソードを書きます。
私がエンジェルタロットを知ったのは、今から半年以上前でした。
そんなタロットもあるのね、と思いつつも「エンジェル」という響きが私とは相いれないように思えて、避けていました。
というのもですね、私は自分で見たり聞いたり、とにかく「自分自身で体験した不思議なこと、スピリチュアル的なことしか信じない」と心に決めているからです。
あれもこれも、そうらしい、と実感のないことを盲目的に信じることは、目隠ししたまま柵のないつり橋を渡るようなもの。とても危険なことだと、思うのです。
そして何より、一度スピリチュアル的なことに手を出すと、いろんな人がいろんなことを言ったり書いていて、何が本当のことなのか見失うのは、とても簡単なことのように思うのです。
だからこそ自分自身で見たこと、聞いたこと(目や耳を通してはいませんが)、直接受け取ったこと以外は信じません。
そんな私にとって天使とは…。
白く光る巨大な人は見たことはありますが、背中に羽の生えた人を見たことはありません。すなわち、天使が本当にいるかどうかは、私にはわからなかったのです。
存在や素性が不確かな、目に見えない存在ほど危険なものはないと、この20年間で学んだため、天使は避けて通りたい存在だったんですね。
ところが、例月のリーディング会(勉強会)で仲間の門下生が使っているのを見るうちに、
「このタロットは、私がウェイト版を使って感じているカードの本質をそのまま描いているな」
と感じることが度々ありました。
「このカードは何を描いているのか、何を指しているのか」
ということを実際のリーディングから検証していくと、習ったこと以上に
「本質的にはこういうこと」
というのが見えてくるんですね。
その私がたどり着いた本質が、そのまま絵になっているため、
「ウェイト版を使うよりも、お客様にわかりやすく話ができるかも」
という想いが、そしてこのカードを学びたいという想いが日に日に強くなりました。
そしてついに、不安を感じつつも、意を決して始めました。
ところで、カードが届いて初めて持った時、ウェイト版では
「雷に打たれたように、全身がビリビリした」
のですが、このエンジェルタロットを始めて持った時は、私のお守護さんこと、守り導いてくれている存在が、
「ほわんとピンク色に華やいで、喜んでいる」
そんな体感でした。
「ついに光子ちゃんエンジェルを受け入れることにしたのね!嬉しい!!」
と言わんばかりでした。
カードって不思議なことに、占いに使い始める前は、どんなにビリビリしようと、ただの物なんです。
眠っている状態、という言い方がいいでしょうか。
ところが使い始めると、目覚めているような状態になります。
意志を持っているわけではないのですが、明らかに使い始める前と変わります。
例えとしては、SIMカードの入っているスマホと、入っていないスマホです。
どちらも電源が入っていても、通信できないスマホ(今時はWi-Fiがあれば使えますが)って、なんだか他と隔絶されているような感じがありますよね。
まさに使い始める前のカードが、SIMカードなしスマホです。
見た目は美しくとも、どことも繋がっていないんです。
そんなどことも繋がっていない、美しいエンジェルタロットを眺めている時間は、後から思えば、至福の時でした。
いざ、エンジェルタロットを使いこなすべく、MIWAさんからの解説が始まります。
エンジェルタロットは、ウェイト版タロットにも描かれている
「様々な状況を描いたカード」に
「サポートしてくれる天使さん」があてはめられているカードです。
言うなれば「今あなたに必要なのは〇〇ですね。難しいようでしたら△△という天使さんにサポートをお願いするといいですよ」
という使い方ができるのです。
そのため、1番初めは天使のことを学びます。
そんな、いの一番、天使の解説が始まった3秒後、ギュイーンと次元が変わったような、全身ビリビリぞわぞわが起こりました。
「うわ!なんか始まった!!!」
と思わず声に出して言ってしまうほど、強烈でした。
始めて訪ねて行った神社の、鳥居をくぐり結界を解いた途端に、実はこういうことはよく起こります。
その場所や神様の気と合わせるために、調整するという感じです。
時には神様の気が強すぎて、強い風に押されるように前に進めないことや、猛烈に眠くなること、一歩も歩けなくなることもあります。
ところがこの時に起きたのは、ちょっと質が違って、そこが恐らく日本の神様と天使の違いなのでしょう。
神社ではどんなに強い気でも、しばらくすれば簡単になじむのですが、この時は上手くなじめず、どんどん、どんどん寒くなります。
雪が降りそうなほど寒い日でもないのに、布団をかぶって湯たんぽを抱えていても、それでもまだまだ寒いのです。
そして最初のビリビリぞわぞわが始まってから数分後、なぜか何もないところから、羽が落ちてきました。
まるで、自分で体験したことしか信じない私に
「本当に存在しているよ!」
と天使がアピールしているみたいに…。
寒さと、寒さからくる頭痛と戦いながら、なんとか勉強するも、
「今日はもうこれ以上できません」
と最後は自らギブアップしました。
どうすることもできない寒さと頭痛で、そのまましばらく横たわっていたものの、いつも首から下げているお守りを神棚に返して、お祈りを終えたら…
なぜか頭痛が治りました。
お祈りをすると、体の不調が落ち着く時はたまにあるのですが、この時は
「お祈りして頭痛が治るってどういうこと?やっぱりエンジェルタロットダメだった?」
となんだか怖くなりました。
やばいものに手を出してしまったのかもしれない…
やっぱり日本の神様の範疇から出たのは間違いだった…?
と非常に後悔しました。
このまま天使さんは受け入れ拒否の私に戻りたい、と切に願いました。
ところが…
夜中に目が覚めるとですね、どこからか水のしたたる音がするのです。
「ぴちゃん!」
と断続的に聞こえるのに、何度確認しても、どこにも水が垂れていません。
ある日は、夜中に目が覚めると、ラジオのような音が聞こえるのですが、何語なのかわからないのです。それでもずーっと聞こえている…
とにかく本当に怖くてたまらない…
もうやだ天使さんやめて…(T_T)
そんな心境で、神棚でのお祈りの最後に、神様に
「エンジェルタロットはまずかったですかね?」
と尋ねてみると
「大丈夫だ」
と一言。
そういえば、天使と言えばキリスト教!と思って、これまたお祈りの最中にクリスチャンだった曾祖母にチャンネルを合わせて
「クリスチャンで生きて、どうだった?」
と尋ねてみるも
「幸せだったわよ(*^^*)」
となんともハートフルなお答え。
誰かに
「エンジェルはあかん!!」
って言って欲しい私だったのに、なんと
私以外、全員(の目に見えない皆様)エンジェルタロット大賛成…。
そんな八方ふさがりだった私は、クリスチャンの人に話のついでに、
「実はかくかくしかじかで、天使が怖いんだけど…」
と尋ねてみました。
すると、
「聖書の中でね、人が天使に会うとさ、いつも天使は『怖がらないで』って言うんだよね。たぶんそれって、天使ってすごい怖いってことだと思うの。聖書の中で天使は、例えば、目と羽がめっちゃいっぱいついてたり、火の輪だったりするんだよ。そんなの現れたら、普通にショックだよね。」
と教えてくれました。
なんと!!
天使は恐いんだそうです!!
天使を怖がるのは普通の感覚なんだそうです!!
「もー、怖いから本当やめて(T_T)」
と感じていたのは、普通なんだそうです!!!
と思うと、なんだか突然
「天使を受け入れてみようかな」
と思えました。
そして受け入れたその日から、夜中の怪奇現象も、エンジェルタロット寒くてたまらない現象も全く起きなくなりました。
それまでのことは嘘のように、すんなりと心強い相棒になり、ウェイト版での鑑定よりももっと深く、今の時代に必要な感覚の鑑定ができるようになりました。
実はですね、エンジェルタロットを取り入れたことは、まだ序章なんです(^^)
その先は、まだ秘密です。水面下で進行中ですよ(*^^*)
かくして受け入れた、今の時代に必要な鑑定をするのに心強い、エンジェルタロット。
ぜひとも鑑定で体験してみてください!
イベントにも持参していますので、イベントでさっくり体験していただくこともできますよ!
(次回は4月1日に埼玉にて→詳しくはこちら)
あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。
光子でした。
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