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私の話

共依存ってこんな感じでした その3

こんにちは!占い師の光子です。


共依存ってこんな感じでした その2 の続きです。

その1はこちら



そんなこんなで出会いから8年後に結婚します。

8年の間にいろいろなことがあり、
「サポートは続けるけど、恋人関係はやめる」
という、半端な距離の置き方も何度かしました。


結婚というと幸せなイメージがありませんか?
でも私の本心は、付き合い始めて2年目から、
漠然と「別れたい」と思っていました。

ところがいざ別れても、数週間、長くても数カ月で元に戻っていました。

これは愛が深いとか、運命の恋ということでなく、
当時は理由がわかりませんでしたが、今思えば、
お互いがお互いに依存していたからです。

自立した大人同士の真心からのお付き合いでなく、
自分の何かを埋めるのに相手が必要な、依存関係です。



そして結婚するまでの8年間に、私には何度も
「友達以上、恋人未満」
の微妙な関係の男友達がいました。

一緒にいる時間の長さや、コミュニケーションの量や質。
そして友達とはしないこともしているという点で、
明らかに彼氏である元夫よりも、
男友達くんたちの方が彼氏のようでした。

同じバイトだった男友達とは、バイトの後輩に
「付き合ってるんだと思ってました!!」
と驚かれたほどです。


ところが、私は一度も男友達を選んで、彼氏である元夫と別れる選択をしませんでした。

男友達以外の理由で別れることはあっても、
男友達を理由に別れたことは、一度もありません。


心では男友達くんたちが好きでしたが、どちらも手放さないという自己中心的な関係を続けるうちに、男友達くんたちとは、毎回関係がこじれて終わりました。


「もう絶対やめよう。三角関係は三者三様に傷つく」
と毎回終わった後に思うのですが、何度も繰り返していました。

なぜ私がこんなことを繰り返していたのか、それは後にわかります。



そして結局、彼と結婚することに決めたのは、
「毎日、安定した生活をしてる私には、毎日が冒険みたいに不安定な彼と結婚した方が、きっと楽しいだろう」
という理由でした。

「この人と一生一緒に生きていく」
という覚悟も、二人で幸せになる覚悟もないまま、
「適齢期だし。子ども産みたいし」
で、なんとなく決めた結婚です。

結婚後の生活についても、しっかり話し合うこともないまま、結婚しました。


付き合い始めた頃はアルコールの問題はなかった彼ですが、結婚するまでの8年間に、何度もアルコールでトラブルを起こすようになります。

どこかで酔いつぶれていて、帰ってこない。
酔って揉め事を起こし、怪我をする。
酔って何かを無くしてくる…

一度はアルコールのことで結婚式をキャンセルして、婚約破棄になりかけました。

すったもんだの大騒ぎの末、彼は
「もう飲まない」
と双方の家族に誓い、結婚するに至りましたが…



結婚した途端に、彼が別人のように変わりました。


変わってても、穏やかで優しかった彼はどこへやら。
「俺が上、お前が下」
と言わんばかりの、支配的な人に変わりました。


後に、自閉症スペクトラム症(アスペルガー症候群)の人には、結婚した途端別人になるのはよくあること、と知ります。

なぜ、彼らが別人になってしまうのか。
それは、さも自閉傾向はないかのように、にこやかにふるまうことは、彼らにとってはとても無理をしていることなんだそうです。

付き合って、デートという形で、数時間、もしくは数日一緒にいるだけの時は、
無理をして、優しくにこやかに振舞っていられるそうです。

しかし結婚して、毎日会うとなると…
無理は続きませんよね。


思い返せば、家出をして一緒に住んでいた時も、
年中機嫌が悪かったのですが、
「あの時はお互いに若かったから。二人とも大人になったから、あんなふうにはならない」
と都合よく考えて、気に留めませんでした。


そして、結婚前の誓いはなんだったのかと思うくらいに、再び彼はアルコールに溺れていきました。


共依存ってこんな感じでした その4 につづく



あなたの毎日が
今以上に素敵なものとなりますように。

光子でした。

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